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第7話

「じゃあ、茜。 俺にどんな事されるの想像してシてたの?」 「ひっ、何も想像なんか、してな…ッひぁ!あぁ!」 逸らしていた顔をクイッと先生の方を向かされ、唇を長くてしなやかな指で撫でる。 耳元でそんな風に囁かれたらおかしくなりそうだ。 想像なんて、本人を前に言えるわけない。 ムッとした顔で止まっていた手をまた動かし始め、鈴口をクチクチと弄られる。 やばい、むり、イッちゃう……! 「ふ、ぁ……なん、で…」 「言ってくれないとずっと寸止めだよ?ほら、早く言ってよ」 「んっ、」 もう少しでイきそうだったのに、寸止めをくらって頭が可笑しくなりそうだ。もう俺の頭は正常な判断のできないクソ頭。「イキたい」「気持ちよくなりたい」それだけしか考えられない。 生理的な涙が頬を伝い、それを先生がペロリと舐めた。先生の真っ赤な舌がとても色っぽい。 「言えるね?」 その射抜くような目で見られたら、頷くしかできない。 いい子、と頭を撫でられ、頬っぺにキスされた。 「先生に、抱かれる想像しながら、シてた……」 「ふぅん? 茜の中の俺はどんな風に抱いてた?」 「キス、して……んッ」 先生はチュッと俺の唇を奪った。

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