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第6話
クチュ・・・チュ、ジュッ・・・
「んっ、あっ・・は、あ、ん・・」
耳たぶを軽く噛んで、淵に舌を丁寧に這わせると、ゆっくりとその穴を犯すように舌を出し入れする。
グチュ、チュ・・
俺、今までこんな事した事ねーんだけど・・
こんなにいい反応されたら男として期待!?に答えたいっつーかなんつーか・・・
瀬戸は、俺のシャツの胸元を両手でギュッと握って、俺にすがりつくようにして胸にオデコを擦り付けてくいる。
喘ぎながらイヤイヤみたいに胸元をグリグリしてくるなんて、可愛すぎか!
俺がいつも相手にしている子達だったら、もっともっとと強請ってくるに違いなくて。
それも可愛いと思ってたけど、必死に快感を押し殺す姿がこんなに萌えるとは思わなかった・・・
俺、新しい扉開いたかも!?
拒絶したいのに快感に負けて、ただ俺を受け入れるだけになっている瀬戸が凄く可愛いと思ってしまう。
俺は、舌が触れる度に甘く鳴く瀬戸の声に煽られるように夢中で愛撫を続けた。
「も、アッ、あん・・ふ、やめ、あ、ああっ」
昼休憩、誰が来るかも分からないのに、瀬戸は声を抑える事が出来なくて。
今、あの生意気な顔はどんな表情をしているんだろう・・・
耳への愛撫を続けながら、チラリと瀬戸を見ると、耐えるように眉を寄せて瞳を閉じて口をぎゅっと結んでいた。
必死に我慢している癖に、俺が刺激を与える度に漏れる低くて少し掠れた声がたまらない。
女の子の高くて可愛い声とは全く違う、なのに、どうしてこんなにゾクゾクするんだろう・・
白い肌を耳まで真っ赤にして、まるで処女のように震える瀬戸を見ていると、何だかたまらない気持ちになった。
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