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第7話
「濡れてる」
ベッドから降りて椅子に座った先輩は微笑みながら、僕の姿を眺め、そうつぶやくそうに言った。
「あ.....」
自分では気づかなかったけれど、白いレース越しにまた濡れ始めた僕のものが見える。
「濡れてるね、晶くん」
「やだ...先輩...言わないでください...」
隠したくて太ももを合わせるけどその行為が余計に刺激を与えてしまって、快感が走る。
「隠さないでよ」
先輩は立ち上がって僕の足を開かせた。
「ぁッ...やだ...」
先輩にむかってM字に開脚させられ、もうそこにはそそり立つものがあった。
「どうしてほしい?」
「えっ...」
「俺にどうしてほしい?晶くん。言わないとわかんないよ」
自分でそこへ手を持っていこうとしたら、先輩に手首を捕まれ動きを止められる。
「触って...ほしい...です」
「ん?何を?」
「ぼっ、僕の...」
気持ちよくなりたくて先輩にオネダリする自分の浅ましさが嫌になる。僕は先輩を気持ちよくさせてあげたかったのに。
これじゃあ立場が逆だ。
でもきもちいい。
ぽろぽろと涙が零れた。
「晶くんの?」
「僕の...おちんちん触って...」
「かわいすぎ」
宝物にでも触れるようにレースの上から与えられる刺激は強いものではないのに優しい視線にすぐに達してしまった。
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