32 / 134

6-4

キッチンに響き渡る、それはそれはやらしい露骨な音色。 息子ペニスが父親アナルに深く深くめり込んでは肉壁を擦り上げ、小まめに刺激を刻みつけ、そうしてまた深奥をがつがつ貫いてくる。 「あーー……由紀生のココ……っ一番えろい……っ」 「あっあっ数也ぁっあんっあんっ」 「俺のちんぽで完璧えろまん●になってんな……っおら!」 「やっぁぁ、ぁ、あ……ッ」   シンクにしがみついて由紀生は喘いだ。 上半身の制服はそのままに、下着とチェック柄のズボンは足もとにすとんと落ち、曝された尻には数也の指がぐっと食い込んでいる。 内壁をがむしゃらに割って肉奥に連続して打ちつけられる膨張亀頭。 押し拡げられる痛みは今や完全に快楽と変わって由紀生を虜にする。 尿道に溜まっていた精液が散らされて新たな精液がペニス内を徐々に上り詰めていく。 「やん……っまたぁ……おちんちんいっちゃう……ッも、立てない、数也ぁ……」 甘えてくるような由紀生の悲鳴に数也は舌なめずり。 奥まで突き立てていたペニスを瞬時に引き抜き、素早く由紀生を抱き起こして向い合わせにすると、また速やかに父親の肉奥へ押し戻した。 片足を抱き寄せ、片足立ちにして、種付け高速ピストンを豪快に繰り広げた。 「このまま由紀生に射精す……ッこの奥の奥まで……ッ俺のモンだから……ッ」 数也に縋りついた由紀生は何度も頷いた。 閉ざされているはずのアナルをみちみち拡張されて、絶頂に至ろうと躍起になって肉奥を連打してくるペニスを、きゅぅぅぅぅぅっと締めつけた。 ……カズ君、数也の、ここに欲しい。 ……数也のものでいっぱいになりたい。 「クソ……ッあ……ッいくッいくッもう射精る……ッ……ッッッッ!!」 「あ!!!!」 首筋に噛みつかれて由紀生はさらに数也に縋りついた。 先に達してしまう。 着たままの二人の服に飛び散る、とろとろ汁飛沫。 完璧、跡がつくまでにさらに噛みついて数也も達した。 頻りに収縮を繰り返すアナル奥で一段と小刻みにペニスをぶるつかせ、その先端からびゅくびゅくと近親精子を解放した。 「は……っ! はあ……ッは……ッ」 「んんん……ッ……はぁ……はぁ……ッ」 息切れして呼吸するのもままならないのに。 それでも二人はキスを。 「……数也、大好き」 「俺も、由紀生」 「あのー! 主任!」 「何かな」 「この間、駅近くのロッテリアでカズヤ君見かけたんですけど!」 「うん?」 「カズヤ君って高校生の友達いたりしますか!?」 「あっ、えっ、さ、さぁ、どうかな、し、知らない」 「顔はよく見えなかったんですけど、とっても仲よさげにお喋りしてたから、へぇーーふーーんって思ったんですよね!」 「そ、そう、ふ、ふぅぅぅん」 もう二度とあの格好で外は出歩かないからね、カズ君?

ともだちにシェアしよう!