「ぁっぁっ待っ……強ぃ、です……っそこばっかり擦らないで……ッ」 「由紀生……他人に触られんの初めてなんだよな？」 「は、初めて……っあんっ！」 「は……堪んねぇ、俺が初めてオヤ……由紀生のこといかせてやれんのかよ……クソ鳥肌モンだな」 ベッドに仰向けにした由紀生に添い寝するように寝そべった数也、その手は由紀生のペニスをリズミカルにしごき中。 初めての施しに由紀生はすんなり絶頂を迎えた。 高校生男子の平均体型である体をびくびくとあからさまに昂ぶらせて、もどかしそうに仰け反り、そのまま……。 「ッはぁ………ッ……！」 「こんな濃いの、大量に射精しやがって……由紀生はやっぱエロいな」 「はぁはぁ……ッん、ぷっ」 よだれで満遍なく濡れ光っていた唇を唇で覆い、熱のこもった吐息を貪りながら。 数也は由紀生のとろとろ白濁に塗れた指を尻の窄まりへ。 閉ざされた後孔に塗りつけ、ぷちゅぷちゅ、第二間接まで中指を捻じ込んだ。 「ッえ！　お、お尻に……ッ？」 「ああ、由紀生のケツに……まん●にな、俺の指、挿入れた」 「ッッ！！　ちが……ッ違います、おれ、男です……っ男ですッ！」 「いちいちクソかわいい奴」 どうしよう、本当、男なのに。 この人も男なのに、おれ、ずっと……感じてる。 お尻に指までいれられて……ナカで動かされて……それでもまだ感じてる。 どうしようどうしよう……。 「感じっか？」 「……ぅぅぅ……っ感じちゃい、ます……どうしよぉ……ッ」 「いーんだよ、俺に感じるのは当然なんだからな」 「ぁ……っ、……どうして……ッですか？」 二本目の指が捻じ込まれた。 秘められた性感帯をぐりぐり小突かれて由紀生は数也に全力でしがみついた。 「俺は由紀生のナカのことなら誰よりも知ってっから」 「ぁぁっだめ……なん、ですか、これ……ぁっぁっ……あん……っ」 「ほら、こことか、な」 「ぁっっっ！」 「ここもイイだろ」 「ゃっっっ！」 前立腺とはまた別の、由紀生特有の快感ポイントを指で刺激してやる。 自分にしがみついて感じまくっている高校生由紀生の初心な姿は数也をとっくの昔に滾らせていて。 めちゃくちゃにしてぇ。 奥まで俺のモンにして、どろどろにして、俺のモンだっていう証を山ほど刻んで……。 「……はぁ……はぁ……」 ずっと数也の服を掴んで涙目になって由紀生は喘いでいた。 『カズ君』 俺のオヤジ。 血の絆で永遠に結ばれた家族。 クソ愛しくて仕方ない。