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孕みパラレル番外編-4

由紀生は何度も瞬きした。 雄膣の底が焦げつくように、もっともっと、熱くなった。 「っ……うわ……すっげぇ締まった」 「ゃ、だ……っ勝手に……なにこれ……」 「なぁ……オヤジ……つくろ?」 「……で、っも……お父さん、そんな……仕事だってあるし……産休とりたいって、そんなこと言い出せる空気どこにもないし……」 「じゃー、辞めろ」 息子からの退職勧奨に由紀生はびっくりした。 「俺がもっと働いて、オヤジと、俺とオヤジのこども、食わせりゃいーだけの話だろ」 息子の言葉に由紀生は……ぽろっと涙をこぼした。 「オヤジ」 「……あっ……ごめんね、つい……ごめん……やだな、年のせいかな、涙脆くなっちゃった」 再び上体を起こした数也は慌てて涙を拭った由紀生の額にキスをした。 「まー不安もあるだろーけどな。俺がいっから」 「……」 「守る自信、あっから」 カズ君、カズ君。 「……ねぇ、カズ君」 「ん」 「お父さんのこと、名前で……呼んでみてくれる?」 「ッ……ゆき、お」 「…………」 「由紀生」 数也に初めて名前で呼ばれた由紀生は自分のなかにある特別な器官の雄膣がじんじん疼くのを改めて感じた。 ぎゅっと、裸の数也にしがみついた。 不慣れな仕草でその頼もしい肩に両腕を回した。 「……、……、……」 数也の願いに、その耳元で、由紀生は恥ずかしそうに返事をした。 逞しく育ちきった数也の限界膨張ペニスが由紀生の雄膣を容赦なく激しく突き上げる。 「あぁん……っカズくん……っ」 「由紀生……っクソ……ってめぇかわいすぎんだよ……っ」 どくんどくん、アナル奥底でより強く脈打ち始めた数也に由紀生はつい爪を立てた。 両脇に絡ませた両足が頻りにがくがくがくがく揺れる。 疼きを満たすようなフル速度の種付けピストン運動にぎゅぅぅぅっと目を瞑る。 「由紀生……射精すからな……!」 「んっカズ君……きて……っ」 「……っあーーー……く……っ……射精、る……っ!!」 「~~~っっっ…………!! っカズ君の、熱いの……っきてる……っ……ふぁっ」 雄膣の最も奥へ届くよう、数也はさらに絶頂ペニスをぐいぐい捻じ込み、密粘膜の狭間で近親肉棒を念入りにしごかせた。 最後の濃厚一滴まで最愛なる父親の奥に注ぎ込んだ。 「ひ……あ……っ……!!」 由紀生も少し遅れて達した。 低く喘ぐ数也に力いっぱい抱きつき、雄膣をきゅっと締め、震えるペニスから泡立つ精液を弾き切った……。 「オヤジ、なにやってんだ」 朝、目を覚ませば隣に由紀生の姿がなく、部屋風呂から水音が聞こえてくる。 素っ裸のまま寝ていた数也が放り投げていたボクサーパンツだけ履いて覗いてみれば。 「あ、おはよう、カズ君」 普段着を身に着けた由紀生が浴衣を手洗いしていた。 「……なにやってんだ、マジで」 「え、だって……汚しちゃったから……あんまりにも申し訳ないから洗っておこうと思って」 んだよ、こいつ。 かわいいにも程があんだろ。 このオヤジから生まれてくるこども、どんだけかわいいんだよ、畜生、やべぇ。

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