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「さっ誘ってなぃぃ……っ誘ってないからぁーーーっ!」 ダイニングテーブル上で転がってお茶をぶちまけた由紀生用の湯呑み。 テーブル端から床へ雫がポタポタ落ちていく。 「カズ君……ッごはん食べるところで……だめっ、こんなこと……っ」 テーブルに押し倒された由紀生は必死で数也を止めようとする。 父親の言うことをまるで聞かない我侭成人息子の数也。 簡単に抵抗を殺いで、シャツをべろんと捲り上げて……現れた乳首に迷うことなくかぶりついた。 「ひっ、あっ」 いきなり強めに吸い上げられて由紀生の上半身はビクンと跳ねた。 オフ状態だった突起が途端にオン、ぷっくりとんがってしまう。 とんがった乳首を片方ずつ恥ずかしげもなくちゅぅちゅぅちゅーちゅー頻りに吸われ、あっという間に唾液でびしょびしょになってしまう。 「やぁ……っそんな、乳首……っ……あかちゃんみたいに吸っちゃだめ……」 濡れそぼって色味が増した片乳首をしつこく舐め吸いしながら片乳首をきゅっと摘まんで、数也は、テーブルに肘を突いてブルブルしている由紀生を上目遣いに見上げた。 「何、今更恥ずかしがってんだよ?」 「……カズ君」 「何度だって、こーやって……可愛がってきただろーが」 ピンと硬く張り詰めた尖りを苛めるように、平らにした舌端で強めに。 コリコリ感に富んだ突起を指と指で嫌というくらい。 「やっ……とれちゃぅぅ……」 「だから、なんで今更嫌がんだよ。昔からこーしてやったろ?」 「……む、昔……?」 「オヤジからおっぱい飲むたんびに乳首しゃぶってただろ?」 な、何言ってるの、カズ君。 どうしよう、カズ君、記憶障害でも起こしちゃったのかな。 お父さんから母乳が出るわけないよ。 そもそも、カズ君、粉ミルクで育ってきたでしょ? 「お父さんから……お……おっぱい、出ないよ? 出たことないよ?」 「ミルク出せよ」 「ッ……あ、前にもそれ……っお父さんのことからかったのっ? カズ君!こらっ!」 やっとからかわれていると気付いた由紀生に涙ながらに叱られて数也は笑った。 笑いながら、次は指でクリクリしていた方の乳首にべろりと舌を這わせてきた。 同時に唾液がふんだんに絡みつく方の乳首を指同士で小刻みにしごいた。 「あっ、んっ……ふぅぅぅぅ……っ」 テーブルでこんなこと……ダメなのに……汚いのに……。 カズ君、止めてくれない。 それに、さっきから……カズ君の、もう硬くなったのが……服越しに当たって……。

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