「んぶ」 ぴったり密着した唇同士。 やがて開閉を繰り返し、互いに舌先を覗かせ、絡ませ合う。 不埒に唾液交換。 ぷちゅ、ぬちゅ、くちゅ、ちゅぷ、頻りに音を立ててキスに耽る。 「んぷぷぷぷ」 唇を塞がれたまま尻奥を掻き乱されて由紀生はぽろっと涙を零した。 頭上に投げ出された、拘束された両手の指先が小刻みに震える。 「んぷ……っぷは、ぁ……」 密着していた唇を離せば唾液の糸が幾筋も連なった。 舌先がジンジン痺れている。 離れていった数也をつい追いかけてしまう。 「かわい、オヤジ」 数也は応えてやる、追いかけてきた舌先を唇の外で受け止め、ぴちゃぴちゃと露骨に縺れ合わせて五感全てで由紀生を味わった。 精液で温んでいた尻膣をよりあたためようとペニスを打ちつける。 細やかに収縮する内壁の狭間でしごかせて、逞しく張った睾丸で日焼けに疎い肌を打ち鳴らし、小刻みストロークで禁断近親コミュニケーションを愉しむ。 「おら、次はオヤジが上な」 緩やかに体位移行、由紀生を我が身に跨らせ、汗ばむ尻をむにっと掴んで、真下から。 「あ、あ、ン」 「あ……でそ……ッ」 「ぇぇぇっ……もぉ……っまた……っ？」 「これクソきもちい……ッオヤジの●●●クソ締まってるッ」 「ぃゃっ、奥すごぃッ、こわれひゃッ、カズきゅッ」 カズきゅ、って、さっきから何だよ、コノヤロー、ぶっ壊すぞ、オヤジ。 「カズきゅーーーー……ッッ！！」 近親みるくを注ぎ込まれて、由紀生も、みるく絶頂した。 数也は近親尻をぎゅっと掴んで近親精子をどくどく惜しみなく注ぎ込んでくる。 「や、やだ……溢れて……っカズくんの、溢れてる……っ？」 「はーーーーー……たっまんねぇーーーー……オヤジぃ……孕んだ……？」 繋ぎ目からとろとろ溢れ落ちていく精子の泡滓。 数也のペニスを伝って下肢の茂みまで滴っていく。 「だ……だしすぎだよ……カズ君ってば……」 「オヤジぃ……もうしばらく出張の予定、ねぇよな？」 「……」 「次あったら……俺、やっぱ同行するわ」 成人らしからぬ甘えぶりに由紀生はつい微笑んだ。 「ッ……カズきゅ、お、お願いだから普通に手洗い・うがいさせ……っあんっ！」 「んーーーー……別にセックスしながらでも……デキんだろ？」 「できませんっっあんっ！」 究極ファザコン息子の愛情に拘束されてとろとろな夜に蕩ける親バカ由紀生なのだった。