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パラレル番外編-1/801穴つき由紀生受け

オヤジに穴ができた。 「今日から一週間はアレの日で駄目だからね、カズ君?」 そう言ってオヤジが両手に大事そうに持っていたのは、いわゆる、多い日でも安心熟睡♪というやつ、だった…………。 「んーーーー……っカズ君っ……らめ、ぇ……」 残業を終えて深夜帰宅したばかりの由紀生はスーツを着たまま玄関前で甘い悲鳴を上げた。 「あっ……ン」 壁に両手を突いて色っぽく胸を反らした。 超過勤務で疲れた腰がガクガク揺れる。 下にすとんと落ちたスラックスと下着を足首に絡ませて立ったまま切なそうに身悶えた。 「カズ君……だめだってば……」 会社帰りの由紀生と反対にほとんどの肌を曝した息子の数也。 今日は休みで先程入浴を済ませたばかり、髪は濡れ、肌はしっとり湿り気を帯び、背中には水滴が残っていた。 ボクサーパンツ一丁の数也は由紀生のお尻に鼻先を突っ込んでいた。 尻たぶをムニ、と左右に割って、日頃から溺愛しているアナル……ではなく、つい最近授かったばかりの穴を丁寧に労うように犬のように舐め舐めしていた。 舐められては激しく吸われる、その繰り返しに由紀生はあっという間にとろとろ化してしまう。 どうもそういう時期らしい。 月のものが来て二週間ほど経過した辺り、その期間の由紀生はどえらく敏感になる。 「どっちが感じんだよ」 アナルと比べて柔らかく亀裂じみた穴を尖らせた舌の先で上下ゆっくりなぞる。 たっぷり唾液を纏わせると浅く捻じ込んで粘膜内をやんわりいぢる。 「いゃ……ぁ」 満遍なく双眸を潤ませて由紀生はぷるぷる首を左右に振った。 ひんやりした床に跪いた数也は笑んだ口元のまま、さらに舌を穴の奥へ捻じ込んだ。 「ぁっっ……は、あンっ……らめっ……」 オヤジ、前より色っぽい。 つぅか、この穴、完全アレだよな。 ヤラシ過ぎんだろ、この穴オヤジ。 「やっぱガチ●●●の方が感じっか」 さらに、くぱぁぁ……とすべすべ尻たぶを掴んで押し開くなり、恥ずかしげもなくしゃぶりついた。 由紀生は電流でも走ったみたいにビリビリ仰け反った。 「らっめ……お父さん、も、立てな……っ」 ずるずる壁伝いに崩れ落ちていく。 数也はやっと離れた。 ぷらんと伝った唾液を指でくるくる巻き取って断ち切り、陶然と喘ぐ由紀生を覗き込んだ。 「お、おふろ……入ってくるから……それから……ね?」 スーツがずれ、ストライプ柄のワイシャツに包まれた片方の肩だけ覗かせ、眉根を寄せて由紀生がそう言えば。 数也は珍しくにこやかに微笑んだ……。

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