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手の使用を禁じられてキッチン床に四つん這いになった裸エプロン首輪つき由紀生。 「あ……すごい、カズ君の……こんな反って……」 下の服を全て脱いだ数也の股間では息子ペニスがすでに青筋を走らせて反り返っていた。 鼻先を近づければ濃厚な匂いがむわぁ……っと押し寄せてくる。 くんくん、さらに嗅ぐ由紀生。 ギリギリまで鼻を近づけて我が子の匂いについつい夢中になってしまう。 「オヤジ、ガチで犬みてぇ」 チラ、とペニス越しに見上げてみれば、理性を本能にほぼ喰われかけて何とも危うげな表情を浮かべた数也と目が合った。 ぞわわわわわわぁ どうしよう、いつもよりカズ君にゾクゾクする、こんな格好させられてるからかな。 だけど手を使わないで、って、難しい。 雄々しく大胆に反っている息子ペニスの臭気にクラクラしつつ、由紀生は、舌をちろっと出した。 「……ン」 裏筋をそっと舐めてみる。 裏筋からカリ付近へと範囲を広げ、ぬるぬる、唾液を塗りつけるように舌先を小まめに動かす。 ひんやり美味しいソフトクリームにするように下から上へと何度も舐め上げる。 「は……ッ」 シンクと食器棚の狭間に立った数也は思わず呻吟した。 とてもじゃないが長く持ちそうにない、なんてったって裸エプロン首輪つき由紀生が自らシたがって、四つん這いになって、手を使わずに一生懸命フェラしているのだから。 舌や唇がペニスにぶつかる度に熱が増す。 目に見えて小刻みに痙攣し、さらに露骨に硬くなる。 「わ……生き物みたい、カズ君の」 チラ……と上目遣いに見つめ、たどたどしく口を全開にし、角度を調整して……数也の怒張を由紀生が呑み込んでいく。 紅潮した頬の片方が大きく膨らむ。 生温い粘膜内に閉じ込められ、唇できゅっと締めつけられて、睾丸が逞しく張り詰めた。 「ッ……クソクソクソクソ!我慢できねぇッッ」 再び数也はリードを引き寄せ、急に喉奥へ押し寄せた近親肉棒に由紀生は目を見開かせた。 「ん……ぐ……っ」 苦しい。 でも。 「オヤジッ飲んでッ俺のザー汁……ッぜんぶ飲めッッ」 口の中でカズ君の、こんなビクビクして、カズ君すごくギリギリの顔してて……いっぱいいっぱい、みたいだから……。 「くはッッ」 由紀生に吸いつかれて数也はリードの持ち手をきつく握りしめた。 父親の口内で一段とペニスをぶるつかせ、そのまま激しく射精した。 「んーーーーーーッッ」 「は、あッ……オヤジッ……オヤジッッ」 喉壁に打ちつけられる白濁熱流に由紀生は眉根を寄せ、半開きの双眸を潤ませて、ごくごく、ごくごく、ごくごく、ごくごく……。 「はーーッはーーッ……ッ、ッ……」 「ッ……んぷ、ぁっ……はぁっっ……」 喉奥まで支配していた息子ペニスが濃密糸を引いて引き抜かれた。

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