111 / 134

パラレル番外編-8

「オヤジが好きなのは、ゆっくり優しく、なんだと」 「はッ……ゆっくり優しく、とか、むりに決まってンだろ……ッ」 「あっ、あっ、んっ、ぁっ、カズくん……っ」 「死ぬほどむり、できねぇッ……勝手に腰が動く……ッ」 由紀生はぐっと唇を噛んだ。 仰向けから四つん這いに移行した体位。 未だにブレザーを羽織っているパツキン数也に後ろから激しくパンパンされ、水玉パーカーをカサカサ鳴らし、息子限定で多感になる体をゾクゾクジンジンさせていた。 「オヤジ、唇噛むなよ」 目の前には数也がいた。 一人だけ全裸の彼は由紀生の真下に仰臥し、若かりし不良時代の自分にパンパンされて身悶えている父親を好きなだけガン見していた。 「おら……俺のと擦ってやる」 二人の狭間で露骨に火照りきっていたペニスを片手で一纏めにし、シコシコッ、コスコスッ、リズミカルに扱き立てた。 たちまちビクビク度を上昇させて感極まりそうになっている由紀生にでろ甘なキスを惜しみなく捧げた。 「ふっ……ぅぅ……ん、ん、んっ、んっ、んっ……!!」 二人のカズ君に挟まれて、こんな……こんなの……えっち過ぎる……。 「ああッ……またッ……射精()るッ、オヤジにしこたま射精()す……ッッ……!!」 「っ、っ、っ……んーーーー……!!」 パツキン数也のがむしゃらな腰フリが加速したかと思えば尻膣内でビクリと跳ねた近親ペニス。 一度射精していたにもかかわらず大量の近親子種汁が生抽入された。 同時に数也の逞しい近親ペニスと執拗に擦れ合い、前と後ろをこれでもかと刺激され、由紀生は成す術もなく……達した。 「あ、あ、ん……いくっっ……!!」 「ッ……すげぇ締まる、オヤジの……オヤジんなか、すげぇッ、よすぎッ……!」 「おい、いつまで居座ってんだ、交代しろ」 「っ……ぇ、ぇ、ぇ……? 交代制なんて、お父さん、聞いてな……っ……ぁ、ぁ、ぁ……やだ……数也の、なかに、すぐ奥きちゃぅ……」 「は……ッ……よくもまぁ、漏らしたみてぇに射精しやがって……オヤジんなか、どろどろ……もっと、すぐに、どろどろのぐちゃぐちゃにしてやるよ、オヤジ……ッ」 今度は数也のパンパン攻めが始まった。 由紀生は堪らずソファに突っ伏し、掴まれた腰だけを空中に残して身悶えた。 擦れ合いっこで完全に勃起した息子ペニスが濡れそぼつ尻膣を奥の奥まで連打する。 荒々しい抽挿につられて白濁残滓が掻き出され、泡立ち、内腿をとろとろ伝い落ちていく。 「や、だ……っ……お父さん、疲れてるのに、ぃ……っ」 「……オヤジ……」 「っ……カズくん……」 父親の胎内で二度達したパツキン数也が身悶える由紀生を覗き込んでいた。 「コイツとどんだけセックス浸けの日々過ごしてんだよ、オヤジ……」 「ち、ちが……お父さん、そんなふしだらじゃなっ……」 「確かにッ……オヤジはふしだら過ぎだなッ、ケツもちんぽも乳首も耳もッ、ぜんッぶ、ふしだらでしかねぇッ」 「やだやだっ……お父さん、ふしだらじゃなぃぃ……っ」 「かわい……オヤジ……」 数也にお尻を鷲掴みにされ、連続バックで絶え間なくスッパンスッパン突かれてガクガクしている由紀生にパツキン数也は至近距離から見惚れた。 「オヤジとセックス浸けの日々過ごせるなんて……幸せ過ぎンだろ……」 そんなところに貴重な幸せを見出したらだめだよ、カズ君……。 「オヤジ……今まで冷たくしてごめんな」 「ッ……カズ、く……」 「俺、オヤジにぼっちにされんの嫌で、淋しくて……」 ずっと密かに身も心も求めていた父親とセックスできた喜びで舞い上がっているパツキン数也は、全身を紅潮させてガクガクし続けている由紀生に笑いかけた。 「だから、今、やっぱ幸せだわ」 「ッ、ッ、ッ、ッ……!!!!」 「う……ッ、んな締められたら……射精る……ッッ」 「あん……っっっ……や、あ、あ、ん……おとうさん、の、なか……カズきゅ、ので、いっぱいにな……っ」 「ッ……オヤジ、今、何つった……? カズきゅ、って……クソかわいすぎンだろ……!!」 「んむむむむ……!!」 「何にせよ、今日一日放置されたお仕置きはしとかねぇとな、なぁ、オヤジ……?」

ともだちにシェアしよう!