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玄関前の廊下で凄まじく激しい立ちバック、あっという間に上り詰めた数也を由紀生は切なげに呼号した。 「カズきゅ……っ……っ……!!」 アナル奥で勇ましく痙攣したかと思えば近親汁を噴出させた近親ペニス。 ほんのり赤くなった尻丘にしぶとく厚腰を擦りつけられ、びゅくびゅく、びゅーびゅー、こってり濃厚白濁を惜しみなく注ぎ込まれた。 「はっ……はぁっ……あ、あ、あ……い……いっぱい、カズ君の、射精()て……る……」 「あーーーーー……きもちい、オヤジんなか……なぁ……こっち向け……」 ほぼ服を着たまま下半身のみ着衣を乱した二人。 壁に縋りついていた由紀生がおっかなびっくり言う通りにすれば、数也は、常時そそられる唇にかぶりついた。 「ん……っ」 鼻でフーフー息をしながらがむしゃらにキスしてくる数也のケダモノっぷりに、由紀生は、全身張り詰めさせてしまう。 まだ達することができずにピクピクと打ち震える父ペニス。 先っぽがより卑猥に濡れた。 「……オヤジのちんぽ、えろ」 「んんっ……え、えろくない……っ」 「……こんなびっしょり濡らしやがって、エロ嫁オヤジ」 正面に回された数也の大きな利き手に熱く潤う先端を包み込まれた。 「やっ……ん」 「こんなスケべな体したオヤジの相手、あんな小せぇガキに務まるわけねぇよな」 「な、ないよ、そんなことあるわけないよ……そもそも、さっきのは幼少期の幻覚っていうか……何年か経てば忘れちゃってるよ……」 「どうだかな」 カーキのマウンテンパーカーを羽織った数也は、厚手のカーディガンを着込んだ由紀生の股間で利き手をねっとり動かした。 熱を溜め込んだ隆起をもったいぶった速度でしごく。 濡れ渡る割れ目に親指を添えると尿道口を浅くほじくった。 「や、ぁ……っ……そこ……ピリピリして痛ぃ……」 細腰を揺らめかせて過剰に反応する由紀生に至近距離から見惚れる。 尻膣に突き入れたままの昂ぶりがさらにぎゅうぎゅう締めつけられ、達したばかりのはずが、さらにさらに硬くなってしまう。 「小学校上がっても、中学生ンなっても、オヤジのこと好きなままだったら? どーする? でかくなってまた言い寄ってきたらどーする? ミニカーじゃねぇ、ガチの外車に乗って迎えにきたらどーする?」 尿道口を執拗にぷちゅぷちゅ弄繰り回す数也に由紀生はいっこも回答できずに。 射精するには刺激が足りない息子の手癖にもどかしげに身をくねらせた。 「カズ君……これ、やぁ……」 「ちゃんと答えろ、オヤジ、俺の顔見て言え」 命じられた由紀生は微妙に逸らしていた視線を我が子におずおずと定めた。 「……お父さんの全部、カズ君のものだって、いつも言ってるよね……?」 うるうるな目に見つめられて、生唾ゴクリ、今にも蕩けそうな眼球にまでかぶりつきたくなってきたケダモノ息子。 もちろん度を超えた欲求は抑え込んだ。 代わりにまた唇を根こそぎ奪った。 奪いながら、絶頂寸前の父ペニスをしごき立て、年がら年中飽きのこない禁断過激家族団らんに没頭した。 「っ、んっ、っ、っ、ンっ、っ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ……!!」 容赦ない前後攻めに由紀生も上り詰めた。 恐ろしくキレある腰遣いに胎底を悶絶させ、弓なりに胸を反らし、我が子の掌に導かれて射精した。 「あっ……あんっ……カズ、きゅっ……ふあんっ……!!」 数也のお部屋のベッドで。 今度は寝バックで意地悪なロングストローク、緩々と腰を引かれて後少しで抜けそうなところで、すぱんっっっ、一気に奥へ突き戻されて、また緩々と腰を引かれる、その繰り返し。 理性が今にも遠退きそうな過激律動に下半身がどろどろに溶けていくような。 「甘えたがりの怖がりだからオヤジから一時も離れたくねぇわ、俺」 「ッ……お風呂場でのこと、まだ根に持ってるの……? あれは恋斗君のために仕方なくーー」 「俺とのセックス中に他の男の名前呼ぶんじゃねぇ」 ちっちゃいちっちゃいはとこにガチでやきもちをやいている我が子に由紀生は途方に暮れた。 「それから見栄っ張りの意地っ張りの恥ずかしがりなんだよな?」 「うう……カズきゅ……」 全裸になって由紀生の背中にぴったり覆いかぶさっていた数也は、不意に、身を起こした。 由紀生の両腕を掴んで背後へ引っ張り上げ、上体を浮かせて膝立ちにし、激短ストロークで奥の奥まで勢い任せにパンパンパンパン突き貫いた。 「あーーーー……っっ……いっ、いっちゃ、ぅ、ぅ……!!」 「あ? またいくのかよッ? このエロ嫁オヤジッ! クソたまんねぇなッ! いけよッ! おらッ!」 「ああんっ」 「おらッ、おらッ、おらッ、おらッ!」 「あっ、あっ、あっ、あっ!」 まだ羽織っているカーディガンを片方の肩からずり落とした由紀生、尻孔最奥を激熱息子ペニスで連打されてガクガク仰け反った。 「あ゛ーーー……ッ……クソッ、俺はなぁッ、ガキでも許せねぇんだよッ、目の前で手繋ぎとか添い寝とかクソありえねぇッ、公開プロポーズなんかッ、クソクソクソクソありえねぇッ!!!!」 魂の叫びを解き放った数也、睾丸よりくみ上げられた近親子種も由紀生の仮膣に再びたんまり解き放った。 「や……っっ……!!」 「はーーーーッ!! はーーーーッ!! オヤジッ、は、俺の、モン、だッ……!!」 「あんっ……!!」 結合部がぶくぶく泡立つほどに、どっくんどっくん、生抽入された。 内壁が狭まり合う尻奥で荒ぶる我が子に由紀生は甘い戦慄が止まらない。 しかも、まだ、硬い。 しぶとく怒張し、脈打って、もう次の絶頂を欲している。 「なぁ、オヤジぃ……まだまだまだまだ足んねぇよ……オヤジんなかで俺の種搾り取らせろ……」 カズ君、なんでこんな猛獣ワンコに育ったかなぁ……? 猛犬息子注意、なんてステッカー、お父さん自身に貼った方がいいのかなぁ……? 「でも恋斗君って小さい頃のカズ君にちょっとだけ似てたんだよ」 「は?」 「こどもにしては目つきがちょっと据わってるっていうか」 「オヤジ、あんなクソ小せぇガキに興奮したのかよ?」 ぽかり!! 「痛ぇ」 「違うよ! カズ君のばか!」 『おとぉさーん! ほらほら、アリジゴク!』 「お父さん……もう二度と会えない昔のカズ君が懐かしくなったんだよ」 日曜日の午後、仕事に出かけるまでの間、ベッドで由紀生と思う存分イチャイチャしていた数也は目を見張らせた。 「引っ張り出してきたあのパジャマ、何とかして着てみっか」 由紀生は吹き出した。 向かい合って寝そべるパンイチの数也の頭を撫で、抜かずの五発をお見舞いされて疲労の滲む顔に笑みを浮かべた。 「今のカズ君で、お父さん、十分です」 「……」 「ん? カズ君?」 「オヤジ……もう一回」 「ッ……だめ、むり、これ以上されたらお父さんの腰バラバラになっちゃう」 「……もう二回」 「やだやだやだやだ……やだってば、カズく……っこらぁ……!」 本当はね。 お父さん、猛犬カズ君にめろめろですワン。

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