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オメガバースパラレル番外編-1

■男ふたなり設定注意 オメガで四十路の由紀生は運命の番であったはずの相手と離婚して現在バツイチの身であった。 システム開発会社の事務部において総務課主任を務めているが、見た目は大学生っぽい好青年風で年齢不詳、お肌ツヤツヤ、髪の毛サラサラ、人当たりのいい柔和な性格で社内の癒やし担当とも呼ばれていた。 そんな由紀生に数十年振りに発情期(ヒート)が訪れた。 元夫なるアルファ(♀/両性具有)と番を解消して以来、初めてのヒートだった。 「こんなこと……駄目だよ……カズ君……」 シングルマザーである由紀生を今現在慰めようとしている相手は。 一人息子の数也だった。 「うるせぇ、黙れ、クソが」 十九歳にして現役高校生、つまり一度留年している彼はパツキン髪で両耳はピアスだらけ、学校でも家でも煙草ぷかぷか、放課後はセンター街を仲間とぶらぶら、見た目も中身もれっきとした不良くんであった。 とにかく由紀生の言うことをきかない。 帰りも遅く、帰ってきても出迎えた母親に「ただいま」の一言もない、反抗期が長引いているのか会話すらろくに成立しなかった。 「テメェから誘っておいてよく言う」 「さ……誘ってなんか……」 「俺の部屋で俺のベッドで俺の布団に股擦りつけて、誘ってねぇ? テメェの言うこと破綻してるぞ」 (わぁ、カズ君、破綻なんて難しい言葉知ってるんだ……) 「なんであんなことした。息子の俺をオカズにでもしてヌくつもりだったのかよ。この変態が」 由紀生自身にもわからなかった。 会社で残業をしている辺りから調子が悪くなり、熱でも出たのかと思った程度で家路につき、マンションの自宅に着く頃にはすっかり出来上がっていた。 (まさかこの年になってヒートがくるなんて) 朦朧とする意識の中、帰宅早々に向かった先は息子の部屋だった。 夜九時過ぎ、まだ帰宅していない数也のベッドに寝転がり、我が子の匂いが染みついた枕に顔を埋め、布団を掻き抱いた。 「どうしてあんなことしたのか、お母さん、わからない……」 上半身には薄いブルーのワイシャツ、下半身にはネイビーの靴下しか履いていない由紀生を数也は睨みつけた。 「ふざけてんじゃねぇぞ」 只今顔面騎乗位真っ最中。 ガラ悪ながらも精悍な数也の男前フェイスを跨ぐ由紀生は陶然と仰け反った。 「あん、だめ……」 好青年風な由紀生と似ても似つかない鋭い目をした不良青年の数也は、半勃ちしたペニス、ころころとした双球の付け根に芽吹くクリトリスに真下から激しくむしゃぶりついた。 ぢゅるるるるるるッッ、 「んああ」 「は……ッ……●●●こんなびちゃびちゃにしといてよく言うわ……チンポどころかクリまでおっ勃ててんじゃねぇか……」 「そ、それは……ヒートだから……体が勝手に……」 「ヒートだから体が勝手に動いて息子の布団股に挟み込んでオナニーしたってか?」 「ぅぅぅぅぅ」 「何回いったんだよ、俺が帰ってくるまでッ、このクソエロオメガッ、答えろッ」 「はぁん……い……一回、だけ……」 「うそつけッ、なめてんじゃねぇぞッ」 「な……舐めてるのはカズ君の方……っ……あ、あ、あーーー……!」 むしゃぶりつかれた後、ぷっくり膨れ上がってコリコリ化した肉芽をまるで犬のような舌遣いで四方から舐められまくり、由紀生は達した。 「あ……、は……、はぁ……」 「ッ……今、いったろ、マン汁溢れてきたぞ」 「そ……そんな言葉、どこで教わってきたの、カズ君……」 「母親ヅラできる立場かよ、ヒートだからって息子にクンニされていきやがって。この淫乱●●●が」 「ッ……ッ……こ……こらぁ……ッ」 弱々しげに叱りつけてきた由紀生を数也はいきなり乱暴に押し倒した。 仰向けになった母親に今度は自分が跨る。 すぐ目の前で制服ズボンを慌ただしげに寛げていく我が子に由紀生は目を疑った。 「あ」 取り出されたペニス。 勃起していた。 男らしい太棹に青筋まで走らせ、色鮮やかに剥け育った亀頭をこれでもかと張り詰めさせていた。 「あ……ぅ……」 ヒートなう状態の由紀生は瞳孔がハートマークになりかねない勢いで息子ペニスに見惚れた。 (い……いくらヒートだからって……カズ君のおちんちんにドキドキするなんて……) 「俺の母親なんだろ」 膝立ちになった数也は、あろうことか、由紀生の紅潮したほっぺたに膨脹亀頭を擦りつけた。 「こ……こら、カズ君、やめなさーー」 「母親なら何とかしろよ」 「え……えぇぇえ……?」 「勃起した俺のチンポ処理しろ」 「しょ……処理って……」 数也によって点された天井の明かり、雑然とした室内、壁際のベッド上で外気に曝された由紀生の生足が落ち着きなく揺らめいた。 「おら、母親らしく面倒見やがれ」 あろうことか。 数也は由紀生のほんのり色づく唇に膨張亀頭をあてがった。 「ん」 閉ざされた上下の唇を色濃い頂きに左右になぞられ、ぬるりとした弾力ある感触に由紀生は鼻から吐息を洩らす。 初めて母親のヒートに遭遇した数也は険しげに眉根を寄せた。 「とっとと口開けろッ」 そう命じながら強引に唇を割って逞しいペニスを口内へ突っ込んだ。 「んっっっぶ」 ヒートで溶けかけていた由紀生の双眸がさらに蕩けた。 口内にペニスを突っ込まれた瞬間、喉イキした。 「ん、ぅ、ン、ぅ、ん」 「ッ……由紀生のクチマンッ……たまんねぇ……ッ」 数也もまた目の色を変えた。 じっとり熱もつ口腔粘膜をペニス全体で感じたく、十代らしからぬ長く太く硬い肉棒をキツキツな喉奥まで捻じ込んだ。 「んぶぅっっっ」 由紀生はまた達してしまう。 喉イキしながら、ビクビクと脈打つ息子ペニスにうっかりご奉仕してしまう……。 「う゛」 唇を窄めたディープスロートに数也は思わず声を洩らした。 頬を凹ませて健気に必死にしゃぶりついてくる由紀生をひたすら凝視した。 「んっんっんっんっ」 「ああッ……由紀生……クソッ……いいッ……」 口内でより力強さを増したペニスに由紀生の恥部はどうしようもなく高鳴った。 胎底までキュンキュン疼き出す。 ただでさえ潤んでいた蜜穴が独りでにとろりと濡れそぼつ……。 尋常ならない興奮に理性を蝕まれて息子ペニスに吸いついた。 自らその股間に顔を埋め、たわわに実る睾丸を掌で揉み転がし、滾る肉棒に舌をしっかり絡ませ、濃厚フェラチオを甲斐甲斐しく施した。 「てめッ、由紀生……ッ、も、堪んねッぇッ……クソがッ……射精()ッ……射精る……ッ」 「ッ……カズく……」 不意にずるりと口内から引き抜かれた熱々肉塊。 呆け気味な由紀生の眼前で、満遍なく唾液を纏うペニスを一頻りしごき立てて数也は歯軋りした、そして。 由紀生に顔射した。 ここしばらく溜め込まれていた濃厚スペルマを瑞々しい頬に、鼻先に、唇に惜し気もなくぶちまけた。 「は……ッ……はぁッ……あーーーーー……」 学校の死角、公園のトイレ、カラオケの個室、ラブホテル、年齢の割に様々な場所で経験を積んできた数也は、これまでの絶頂を軽くしのぐ射精感に凹凸豊かな喉仏を波打たせた。 「ンだよ、これぇ……」 「っ……カズ君、いっぱい……これ、すごく濃いみたい……」 片目を閉じて顔中に滴る大量白濁にクラクラしていた由紀生を、睨むように一心に見つめる。 「ッ……ん……む……?」 アルファの息子はオメガの母親にキスした。 常日頃から優しい唇をケダモノばりに貪り、自分自身の精液が飛び散る頬まで舐め上げ、こってり白濁味の口づけに夢中になった。 「んぶっ……ン……んっ、んっ、んっ……」 「はッ……由紀生……母さん……」 久し振りにそう呼ばれて由紀生の平らな胸はワイシャツの下で恋する乙女さながらにときめいた。 「カズ君……そう呼んでくれるの、何年振りだろ……小学生以来……?」 「知るか、覚えてねぇよ」 ベッドの上で数也は由紀生を抱きすくめる。 なんかじゃらじゃらしたものが垂れ下がる、着崩した学ランが汚れるのも構わずに露骨に火照る股座を膝で擦り上げた。 「だ、だめ……制服汚れるから……」 「ヒートの母親の面倒見んのは息子の役目だろ」 「え?」 「他の誰でもねぇよ……つぅか誰一人由紀生には触らせねぇ……」 なんとまぁ拗れた反抗期だったのか。 内に秘めたる母親への禁断の想いに葛藤し、迷い、非行を繰り返しては報われないドツボにはまっていった一人息子。 でも迷うのも今日で終わりだ。 数也は密かに己にそう誓った。 「母さんは俺のモンだ」

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