126 / 131

オメガバースパラレル番外編-2

「カズ君……これ……だめなやつ……!」 まさかの寝バックで我が子に荒々しくパンパンされて由紀生は切なげに呻吟する。 「セックス……しちゃってる……っ……親子でこんな……いけないことだから……!」 速やかに制服を脱ぎ、売られた喧嘩で鍛えられた体を露にした数也はこれみよがしに舌打ちした。 「今更なこと言ってんじゃねぇぞ、由紀生」 細身の体に覆い被さり、シーツに両手を突かせた数也は真上から厚腰を振り立てる。 止め処ない愛液で奥まで濡れ渡るオメガの蜜壺にアルファペニスを荒々しく突き入れた。 「あふっ」 「緩くなるどころかどんどん締まってやがる」 「あ、あ、ああ、あ」 「すげぇな、ヒート●●●ッ……チンポもってかれそーだ」 ワイシャツを乱してベッドに突っ伏している由紀生を薄目がちに見、ド興奮が止まらない数也はありのままの本望を告げた。 「ずっとこうしたかった……ッ」 「ぇ……ぇぇ……?」 「テメェのことブッ犯したくて堪らなかった……!」 「っ……あああ……待っ……待っ……」 急に体位を変えられて由紀生は目を見張らせる。 馬の手綱を引くように母親の両腕を後ろからとって膝立ちを強いた数也は、自分も膝立ちになると、リズミカルに勇ましげにピストンした。 上体が浮いた状態で膣奥をたんまり連打されて由紀生はエビ反りになる。 まだ射精を迎えていない母親ペニスまで先端をカウパー塗れにして反り返らせた。 「ふ、深ぃ、カズ君のおちんちん、すごぃ」 「ッ……どうすごいんだよッ!? おらッ、言えッ!」 「か、硬くて……、おっきくて……、太い、奥までずんずん来る」 「さっきまで<いけないこと>なんてほざいてたくせに満喫してんじゃねぇかッ、このエロオメガッ!!」 数也は由紀生の両腕を掴む手にさらに力をこめた。 ヒートに突入して感度が倍増している蜜壺をキレッキレな腰遣いで掻き回す。 自身の先走りと愛液でびっしょりになった肉棒を激短ストロークで抽挿させた。 「もっと<いけないこと>してやるよ、由紀生……」 「ぇっ、ぁっ、あんっ、ぃやっ、んんんっ」 今度は四つん這いにし、しっとりした尻たぶをがっしり掴み、安定した体位で思う存分律動した。 えげつないくらい加速したピストンに由紀生は嬌声が止まらなくなる。 我が子の男根によって蕩けていく蜜穴。 搾り上げるような肉圧で頂きから根元まで手厚くもてなしてしまう。 「ッ……ッ……射精()る……ッ」 「!!」 「ヒート●●●に中出しすんぞッ、」 「だ、だめ……っ……それだけは……せ、せめて外に……っ」 ヒートで手放しかけていた理性を取り戻し、由紀生は慌てた、我が子の暴挙を喰い止めようとした。 「あんっっっ」 絶頂まっしぐらな高速ピストンを食らって恍惚の渦に突き落とされる。 全身をあからさまにビクビクさせ、尿道口から先走りの糸をシーツに浅ましげに垂らし、先に感極まった。 「い……く……ッ……!!」 猛烈に締まった膣穴。 正にペニスをむぎゅむぎゅ搾られて数也は下肢を武者震いさせた。 「俺もいくッ」 「ああっ……ら、らめぇ……!」 「あ゛ーーーー……ッ……射精るッ……射精る射精る射精る射精るッ!!」 「っ、っ、っ、っ、っ!!」 勢いある膣内射精。 由紀生は喉に悲鳴を詰まらせた。 どっくん、どっくん、近親スペルマが流し込まれる。 胎底が禁断の快楽に満たされていく……。 「あん……、クリトリスそんないぢめないで……」 深夜になっても続けられる禁断の親子セックス。 「スケべなクリしやがって、コリッコリじゃねぇか、マン汁でびっちょびちょになってんぞ」 上半身にワイシャツを引っ掛けた由紀生は、正常位でナカをゆっくりじっくり息子ペニスで小突かれていた。 同時に双球下に位置するクリトリスを親指の腹でコスコス、クニクニ、グニグニ、嫌というほど捏ね繰り回された。 「は、いっちゃ、いっちゃぅ」 「クリイキさせてやるよ、おら、おら」 「あっ、いくっ、らめっ、いくっ」 微絶頂を続ける由紀生に数也は愉悦する。 やや速度を上げ、今にも湯気が立ちそうな結合部の周囲に愛液を散らして突く、突く、突く。 超絶性感帯なる肉芽を器用にヤラシクしつこく擦り立てる……。 「んあああああ」 薄い胸を反らして素直に悦ぶ母親に危うげな笑みが次から次に零れる。 そして、未だに射精できずにもどかしそうにピクピクしているペニスに目を留めた。 「……なぁ、由紀生」 「はぁ……はぁ……っ……ん、ん……? なに、カズ君……?」 「由紀生は誰かにチンポ突っ込んだことあんのか」 トロキュンしっぱなしの由紀生は潤み切った双眸で鋭い目を見上げた。 「……誰にもないよ?」 「だよな。オメガの男はそうそうチンポ使わねぇよな」 自分よりも大きな掌に純潔を保つ童貞ペニスをすっぽり握り込まれる。 「んっ」 「つまり処女チンポってことか」 「ん、ん、ん……っ」 「●●●の代わりに俺の手貸してやるよ」 「んんん……? どういう意味……?」 「俺の手、●●●だと思えよ。チンポの方の処女卒業させてやる」 節くれ立つ指の輪っかで強弱をつけてしごかれて、由紀生は、汗ばむ下腹部を悩ましげに波打たせた。 「は……、おちんちん、きもちい……」 みるみる増していく膣圧に数也は舌なめずりを。 初々しい綺麗な色をした母親ペニスを熱心に愛撫してやる。 もう片方の手は再びクリトリスへ。 膨れ勃つ肉芽をコリコリと念入りにくすぐった。 「はあんっっっ」 「どっちがいい、クリとチンポ」 「ど……どっちも……どっちもいい……」 「でも一番イイのは●●●だろ?」 御立派に張り出た段差つきカリ首でGスポットにあたるザラつく膣壁を刺激してやれば、由紀生はこどもみたいにコクコク頷いた。 「お●●●……、お●●●、一番いい……」 「このクソスケべが」 いつの間に気を失って由紀生は眠りについていた。 「母がいつもお世話になっております」 会社へ電話を入れている数也の声で目覚めを誘われる。 目覚めた瞬間、継続しているヒートの火照りに身も心も焦がした。 「体調不良でして、申し訳ありませんが今日は休ませていただきます」 (……カズ君、ちゃんと敬語話せるんだ、よかった……) 遮光カーテンが細く開かれて眩い朝日が差す部屋の片隅。 電話を終えたボクサーパンツ一丁の数也は振り返り、ベッド上で起き上がろうとしていた由紀生に笑いかけた。 「おはよ、由紀生」 (おはようなんて小学校低学年振りに言われたかも) 「会社には休むって言っておいたぞ」 「あ……ありがとう、よくできました……」 「今日は金曜。この週末でヒートが何とかなりゃあいいけどな」 「どうかな……あ……久し振りに一緒に朝ごはん食べれるね……」 皺だらけでヨレヨレのワイシャツを肩に引っ掛けた由紀生は目元を擦りながら数也に笑顔を返した。 「カズ君は学校あるけど、いつもより豪華で美味しい朝ごはん作ろうか……カズ君、何か食べたいものある?」 「母さん」 即答された由紀生は……さらに心身を火照らせた。 ボクサーパンツを盛り上げる昂ぶりに気が付くと、ゴクリ、反射的に喉を鳴らした。 いつの間にシャワーを浴びていた数也は雫の滴るパツキン前髪越しに射るように由紀生を見据える。 「まだ全然喰い足りねぇよ」

ともだちにシェアしよう!