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究極ブラコンに俺はなる-オメガバースパラレル兄弟番外編-1
■男ふたなり設定
■効果音+ハートマーク+伏せていますがモロ語多め
「……カズ兄、これ、だめなやつ……」
高校二年生の由紀生は年の離れた二十六歳の兄・数也の自宅マンションへ来ていた。
放課後だった。
オメガである由紀生は生まれて初めてヒートになった。
父親は出張中、看護師の母親は夜勤のため病院勤務中、両親が不在で心細くなってタクシーで数也のところまでやってきたのだ。
しかし新築マンションの上階にある部屋には誰もいなかった。
合鍵を持たされていた由紀生は勝手にお邪魔し、兄の帰りを大人しく待とうとした。
「テメェが巣づくりなんかしてっからだ」
濡れそぼっていた由紀生の目が見開かれる。
今、真上に迫る、黒ワイシャツを腕捲りしたアルファの兄をおずおずと見上げた。
「しかも素っ裸で俺の服着やがって、初ヒートだからって調子乗ってんじゃねぇぞ」
ぬちゅ……♥
「あ♥」
クローゼットから引っ張り出されたありったけの服で溢れ返る寝室のベッド。
ヒートで意識が朦朧となる中、高校の制服を脱ぎ、リビングに脱ぎ捨てられていたパーカーを羽織った由紀生は甘い声を上げる。
弟の蜜穴に捻じ込まれた兄のペニス。
血の繋がった実の兄弟は紛れもないセックスを致していた。
「い、今すぐやめなきゃ……これ、あれ……近親相姦……完全アウトだよ……?」
ダークカラーの服でほぼ占められた即席の巣にこもっていたら、帰宅してきた兄に引き摺り出され、あれよあれよという間に近親合体へ。
人当たりがよく、同級生およびご年配や幼児に親しまれやすい、その上小動物からも懐かれやすい柔和な性格の由紀生が弱々しげに非難すれば。
「近親相姦か。難しい言葉知ってんのな、由紀生」
にゅるるっ♥ずずずっ♥ずりぃっ♥にゅぷっ♥
これまで数多のオメガ・ベータの男女をヒィヒィ言わせてきた、成人男性の平均サイズを上回る経験豊富なアルファの男根で入り口付近を掻き回された。
「ひっ♥ ちょっ、カズ君……カズ兄……だめだってば……」
ぬりゅりゅっ♥ずぷずぷっ♥ぬぷぬぷっ♥
「やっ♥ ナカ、擦っちゃだめ……っ」
「ヒート中だと処女でも感度抜群だな」
「カズ君……早く……早く抜いて……」
「……テメェ、本当に今の今まで処女だったよな?」
「え……?」
「まさか他の誰かと経験あったりしねぇよな、なぁ、由紀生?」
九つ年の離れたアルファの兄。
毎日喧嘩上等だった高校時代はギンギラギンな金髪、両耳はピアスだらけ、最大限着崩した制服で近づきがたいオーラをこれでもかと放っていた。
今は短めの黒髪、ピアスなし、精悍に整った顔立ちに引き締まった体型でルックスは優れている方だ、遠目には「まともな人」に見える。
しかし接近すれば鋭い目つきが過剰なまでの危険臭を漂わせているのが嫌でもわかる。
それもそのはず、現在は準暴力団に所属しており、しかも幹部クラス、美容サロンやクラブの経営だったり、ここ最近では法の目をかいくぐるソフト闇金会社を立ち上げたりと、あくどい商売に日々精を出していた。
「俺の知らねぇところで股開いたりしてねぇだろうな?」
そんな兄はクソブラコン属性でもあった。
家庭内暴力こそ起こさなかったが、基本的な倫理観がずれまくりで話し合っても修正不可、故に両親からは高校卒業と同時に勘当されて円満絶縁に至っていた。
生まれ落ちた瞬間から溺愛してきた由紀生とだけは定期的に兄弟逢瀬を重ねていた。
個室でゴージャス焼肉やら和洋中のフルコース、回らないお寿司をご馳走したり、誕生日やクリスマスはもちろん何でもない日でも高価なプレゼントを贈ったりしていた。
あくまでも健全な兄弟仲だったのだ。
今日までは。
「……カズ君のばか……」
今は更生して真っ当な仕事についていると思い込んでいる、なかなか鈍感で天然っけのある由紀生は真性凶悪な兄を涙ながらに非難した。
「今……カズ君に処女奪われたばっかりだよ……? お股なんか体育の準備体操以外で開いたことないもん……」
サイズの合わないぶかぶかな兄パーカーの下、隅から隅まで瑞々しい十代の肌を火照らせて、そっぽを向いた。
「兄弟でこんなこと、だめだから……早く……」
ずぶっ♥ずぶぶっ♥ずぶぶぶぶっ♥
由紀生は目をヒン剥かせる。
抜くどころか、さらに奥へ捻じ込まれた兄ペニスに口をパクパクさせた。
「ばーか、由紀生、ヒートになった弟の面倒見んのは兄の義務に決まってンだろうが」
剥き出しの太腿が左右に押し開かれ、ネイビーの靴下に包まれた爪先が空中でわかりやすく緊張した。
「難しいこと考えるんじゃねぇ」
ぞんざいに唇を歪めた数也は腰を振った。
申し分なく膨張しきった兄ペニスで弟の蜜穴内をじっくり吟味する。
華奢な腰を掴んで服の積もるベッドから浮かせ気味にし、根元まで傲慢に沈め切ると、初っ端から激短ストロークで小刻みに突き始めた。
「えっ♥あっ♥うそ♥あん♥やっ♥待っ♥あん♥あん♥」
由紀生はエビ反りになる。
純潔なる童貞ペニスまで反り返らせ、先っちょをしっとり濡らして、意地悪な腰遣いによる連続ピストンに不慣れな絶頂を繰り返した。
「テメェはマン●とチンポのことだけ考えてりゃあいい」
「ぇぇぇ……っ……そ……そんなぁ……」
「そういうモンなんだよ、ヒートってのは……」
数也は上体を倒す。
口では拒みながらも従順に揺さぶられている由紀生を間近に覗き込んだ。
「兄が弟に尽くしてやるのは必然なんだよ、由紀生」
(……だからって、こんなカタチじゃなくたって……)
混乱している頭を余所にヒートに見舞われている体は素直に快感を享受する。
初めてであるにもかかわらず、極太サイズの兄を難なく迎え入れ、手厚くもてなしてしまう。
愛液を氾濫させ、締めつけ、搾り上げ、最奥まで招き入れてしまう。
「ッ……由紀生、テメェ、清純派な見た目のクセして一丁前な名器持ちやがって♥」
身長180センチ越えの数也は細身の由紀生に完全に覆いかぶさった。
処女強奪にして種付けプレス。
黒スラックスの引っ掛かる慈悲なき厚腰をこれでもかと振り立てる。
キツキツながらも狂おしく熱く居心地抜群な弟穴を兄ペニスで何度も何度も串刺しにした。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっっ♥
「あ♥あ♥だめだめ♥カズ兄♥これ子宮に♥子宮きそう♥」
「今更止められるかッ♥クソッ♥もう射精 るッ♥」
「ぇぇぇぇぇ♥」
「あ゛ーーーー……ッ♥射精 すぞ由紀生ッ♥」
ぱぁんッ♥ぱぁんッ♥ぱぁんッ♥ぱぁんッ♥
すぱあんッッッ♥
どぷゅッッッ♥
どぷどぷッ♥どぴゅッ♥びゅるるッ♥ぶびゅッ♥どぷッ♥どぷッ♥どぷッ♥
「んーーーーーーー……っっっ♥♥♥」
ぐっしょり濡れ渡る蜜穴に勢いよく注ぎ込まれた近親スペルマ。
ビックンビックン痙攣しては、しぶとく精液を弾くペニスに由紀生は切なげに眉根を寄せた。
「カズ君の……ナカに……ナカ、きちゃってる……」
びゅくッ♥びゅくッ♥びゅくッ♥
「あ、ん……♥まだ射精てる……♥」
「おらッ♥大量一発目ッ♥まだまだッ♥」
ぶびゅびゅびゅびゅッッッ♥
「あ♥だ、だめ……♥これ……射精 しすぎ……♥」
膣奥に亀頭を押しつけ、最後の一滴まで搾り出そうと数也は厚腰を揺する。
由紀生はイヤイヤと首を左右に振った。
頑丈な肩に両手を押し当て、ようやく嫌がる素振りを見せたのだが。
ばちゅんっっっ♥♥♥
「ひっっっ?」
カチコチなままの白濁ぬるぬるペニスに改めて貫かれて目を見開かせた。
怒張肉棒の太く高く張り出たカリ首で腹側のザラッとしたGスポットを的確に擦り立てられ、咄嗟に兄の筋張る両腕を掴む。
「クソおさまんねぇ」
クソラリッたみたいに笑う数也に由紀生は甘い戦慄を覚えた。
「腰止まらねぇわ……テメェのヒートマン●、全力でハメ倒してやっからな、由紀生……?」
獣さながらに興奮している鋭い目に心臓が止まりそうになった……。
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