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「おらおら……ッオヤジもいっちまえよ……ッ?」 「あっあっ、やっやっ、カズくん……っ」 「とっととザー汁出せよ」 「あぁぁんっ……らめ……っ!」 ベッドの上、青少年息子は背面座位で父親を揺さぶっては突き上げてやった。 「ふ……これさ、オヤジにおしっこさせてるみてぇな体位だよな……?」 「やっやらっ……おしっこなんてしないからぁ……!」 嫌々と首を左右に振る由紀生にバカ正直に数也は滾る。 膝裏に差し入れた両手で由紀生の足を抱え直し、青少年ペニスで肉穴を捲るようにピストンした。 きゅんきゅん締めつけてくるアナルの奥肉。 睾丸からびりびり込み上げてくる射精感。 切れ味鋭い律動で深みまで突きまくる。 「あ!あ!カズくぅんぅ……!らめっ……それらめぇぇ……!!」 「おら……いきやがれ……っ」 逞しく膨れ上がったペニスが肉の壁をごりごりごりごり擦り上げる。 堪らず、由紀生は、ぞくりと痙攣した。 「あふ……んっいく……っ出ちゃ……っっ……あ!あ!あ!あ!」 腹に反り返るほど勃起していた由紀生の肉茎から精液が飛散した。 「うっ締まる……ッ」 つられて息子の数也も再び中出し遂行。 ぎちぎち狭まる肉壁に圧される中、本能任せに深奥に精液を流し込んだ。 「はうぅぅ…………カズくんぅぅ……」 「はあはあ……オヤジ……」 親子水入らずな夜はまだ終わらない……。 「卒業おめでとう、カズ君」 「まじで長かった、死ぬ」 「やればできる子だって、お父さん、信じてたよ?」 「フン」 短髪黒髪、じゃらじゃらもとっくに廃棄し、ヒゲも剃り、卒業証書の入った筒を片手に校庭を出たばかりの数也は恋人みたいに由紀生の肩を抱いた。 「俺、オヤジに会わせてぇコがいんだよ」 「え……」 「ほーら、あそこ」 高校のほぼ正面にある空き地、片隅で何やら丸まるものが。 数也が近づくともぞもぞ動いて声を上げた。 「にゃーん」 「ほら、すっげぇかわいいコ」 一瞬、胸がずきんと痛んだ由紀生はほっとするのと同時に苦笑した。 ……まだまだ息子から卒業できそうにないなぁ……。

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