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「あっあっ……あっ!」 「ほら、また射精してやっから、エロオヤジのエロまん●に……っ」 「あんっカズくぅん……」 「おら……っこんな奥に精子……っ一晩中注げば……っ孕むの、確実じゃね……っ?」 「あっカズっくんっあんっあんっ」 あまりにも「孕め」発言を連発する数也につられて由紀生も。 「ん……っお父さん……っ次、カズ君のせぇし、きたら……っ孕む……っ」 肉奥を小突いてくる息子ペニスに身も心も蕩かされて唾液塗れの火照った唇からそんな世迷い言を。 いつの間にシャツを脱いでいた数也にしがみついて、頼もしい肩に額をくっつけ、唯一の家族に甘えた。 「大好きなカズ君のあかちゃん……孕むから……っ」 ぎしぃっ!!!! 数也は自分にしがみついてきた由紀生の腰に両手を回し、その下半身を浮かせ気味にして、小気味よくピストンした。 中出しした分の近親汁が泡立って結合部からぶしゅぶしゅ漏れ、二人の肌や服、シーツに飛び散った。 「あ……っでちゃう……カズ君のせぇし……っ」 「またすぐ……っ射精してやっから……クソ、んでこんな……っかわいいんだよ……!」 「やっっっ深っっっぁっっっぁっっっ!!」 「オヤジ……っオヤジ……っ!!」 「きもちいい、お父さん……っカズ君のおちんちんっ……いいの……! お尻のあにゃぁ……っとけちゃぅ……ぁぁぁぁ……っぃ、き、そ、ぉ……っカズ君……っカズくぅん……っ!!」 柔らかな腹を頻りに波打たせて由紀生は絶頂射精に達した。 ぶっ続けで肉奥をがつがつ貫く数也の息子ペニスをぎちゅぅぅぅっと締めつけ、膨れ上がっていたペニスから精液をびゅぅびゅぅ噴き上げた。 自身の胸や顔にまでとろとろ白濁泡がぴちゃっと跳ね、その卑猥な様に数也は思わず暴発。 「あんっっっ!!」 「は……!! で、る……!! オヤジのまん●に射精てる……!!!!」 すぐ真上で仰け反って自分のアナル奥へ射精中である数也の無防備な様に、由紀生は、虚脱しかけながらも見惚れてしまう。 大人の証であるはずなのに、その時の彼の表情は少し子供っぽくも見えて。 なんだか無性に切なくなった。 「カズ君……ん」 「ッ……!」 まるで親鳥が安全な巣の中で雛に餌を与えるみたいに。 尽きることない愛情を唇伝いに息子に自ら注いでやったのだった。 「ところであの部下なんなんだよ」 「カズ君、嬉しいかなって、そう思って」 「はぁ?」 「カズ君はひとりっこだから……ああいう優しいお兄さんがいたら楽しみが増えるんじゃないかなって、お父さん、そう思って」 いらねぇ。 マジいらねぇ、不要、邪魔、可燃ゴミ。 「俺にはオヤジがいりゃあ十分なんだよ」 ぽっと頬を赤く染めた由紀生の額に数也はキスをする。 成長した雛は巣立ちを放棄して親鳥をその羽で延々守ること間違いなさそうだ。

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