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【高校生編】1-5
はぁはぁ喘いでいた陽真は両足全開されている唯来を上目遣いに見上げた。
目が合って唯来は思わずどきっとした。
初めて見るクラスメートのヤラシイ表情に、蕩けた眼差しに、ついつい釘付けになった。
「あ……あ……う、そ……ッ」
そんな陽真の唇が我が身に訪れた。
恐る恐る触れてきたかと思えば、あむ、浅く咥え込まれて。
その唇奥へどんどん吸い込まれていって。
ぎこちないながらも舌の先が裏筋をなで、なで、してきた。
「ッ……ッッッ……ッ!」
「ッ……んぷ……ん、ん、ん……っ」
「いいですねぇ、締まった、唯来クンの初心者ホール」
「コッチも。はるるん、唯来チンのフェラした途端、キュッて。えっろい穴してるね~」
ぱちんッぱちんッ!ぱちんぱちんぱちんッ!
ムチムチ尻を叩かれ、初スパンキングに陽真はその双眸をぶるりと波打たせた。
もちろん初めてだった。
そもそも女子とえっちしたことだってない陽真は紛れもない童貞だった。
ただ。
最近、覚え立てのアナニーに耽ることはしばしばあった。
家族が留守の家、専用のローションを用いて、前をしごきながら後ろに指をヌプヌプ、そんなひとりえっちに没頭することはあった。
そんなとき必ず脳裏に浮かぶのは。
「は、陽真のこと叩かないで……ッ」
唯来、唯来のって、こんな味なのか。
ほしい。
唯来の、ぜんぶ、飲んでみたい。
「ッひゃぁ……ちょッ、そんな吸ったら、陽真ッ、うぉいッ、でちゃうってば……!?」
ぢゅーーーーーーッッと力任せにペニスを吸ってきた陽真に唯来は慌てた、匠海の膝上でジタバタし、自分が動いたことで前立腺がより強く刺激されて堪らず仰け反った。
「ひ……ぃんッッ」
「……唯来、いいよ……」
「は……陽真……ッ?」
「……だしていい。このまま俺の口に……んっっ」
「ッ、ッ、ッ、ッ」
素直な唇に根元まで咥え込まれ、熱烈にしゃぶりつかれて、唯来は。
不本意ながらもそこまで親しくないクラスメートに口内射精をかました……。
ギッギッギッギッギッギッギッギッギッ
「あッあッあッあッあッ」
「あ……ッんッ……はぁッ……あんッ」
寝台で窮屈そうにくっついて横に並んだ唯来と陽真。
上級生肉棒に正常位でガツガツ最奥まで生ピストンされていた。
「そろそろ中出しの時間ですかねェ、唯来クン」
「ッ……ぇぇぇぇっ、そ、そんなぁ……っそれだけはぁ……ッ」
「はるるーん、俺の大量特濃スペルマ、一滴残さずムチムチケツマンでゴクゴクしてね~」
「いやっ……だ……ッ、あんっっ……も、奥、きつい……ッ、あん……っっ」
「滉大……どうせなら」
「仲よく同時中出しッ? 決めたげるッ?」
「「あーーーーーー……っっっ」」
同時中出しされた二人は無意識に手と手を取り合ってぎゅぅぅぅぅっっした。
「あらまぁ」
「かわい」
「売れそ」
ずーーーっと撮影していた龍の一言に全身を上気させて心は青ざめゆく一年生コンビ。
二人の受難は始まったばかり、だ。
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