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【高校生編】3-3

「龍、いつから遅漏になったの? ピアスいれて早漏化したんじゃなかったっけ?」 「これ。ビミョー」 「あらら」 一年生コンビのご奉仕に勃ちはしたものの射精までは行き着かなかった龍。 滉大はソファの肘掛に背中を預けて二本目の缶ビールを傾けており、反対側に座る匠海はやれやれと肩を竦めてみせた。 「んっんっ……んっ……」 「っ……ぷは……」 唯来は陽真につられてピアス男根に舌を這わせていた。 すぐそばで太竿をれーろれーろ舐め上げている陽真の息遣いを感じて、ずっとどきどきしていた。 陽真いなかったら、俺、こんなことしてないし。 なんかえろい陽真につられて、ついつい、こんなガチホモみたいな真似……。 「んっ?」 唯来の目の前で半勃ちだった巨根がブルリと痙攣した。 それまでイマイチな反応だったはずが、急に感度良好、瞬く間に青筋を走らせてビキビキと膨れ上がった。 「ン……」 頭上から聞こえてきた悩ましげな声に動揺して顔を上げてみれば。 匠海と龍がキスしていた。 唯来を瞬殺した超絶キスで口内を満遍なく刺激されてぐんぐん火照っていく龍のピアス男根。 先走りがどくどく溢れ、みるみる上り詰めていく。 匠海と龍は卑猥な水音を立てて唇をディープに重ね合う。 唾液を捏ね繰り合う舌と舌が互いの狭間に覗く。 薄目がちに視線も繋いで濃密キスに耽る二人。 「……そろそろいきそうですか、龍?」 「いく」 「じゃあ、せっかくなので。唯来クンと陽真クンにぶっかけてあげましょう」 「二人仲よくぶっかけられちゃお~」 俊敏にソファから身を起こした滉大に首根っこを掴まれた一年生コンビ。 嫌がる唯来とぼんやりしている陽真の眼前で、匠海の長い長い指がピアス男根に蛇のように絡みつき、長く太いペニスを絶妙な加減でしごき立て、そして。 「「ッッッ!!」」 二人は巨根汁をまともに顔面に食らった。 高校生らしからぬ屈強膨張男根を駆け上ってきた特濃スペルマが十代お肌にキレよく勢いよく叩きつけられた。 きつく閉ざされた瞼にまで。 前髪や一文字に結ばれた唇にも、とろぉり。 「二人、よく似合ってますねぇ、お顔に精液」 「顔射記念にダブルピースちょーだいっ」 新鮮特濃みるくで顔中とろとろになった唯来、呆然自失の余り、言われるがままダブルピースしたのだった……。

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