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【高校生編】4-2
「あーーーーー……」
陽真がいなくなったバスルームで唯来は一人シコシコに没頭していた。
バスタブから上がって風呂床に立ち、パネル壁に片手を突き、陽真の真っ白みるくが絡んだままの利き手でゲスヤリチンをがむしゃらにコスっていた。
ホモじゃない、俺はホモじゃない。
陽真にどきどきしたりなんかしない。
『い……いっちゃう、唯来……っ』
あーー陽真かわいかったぁぁーー……じゃなくてッ。
『っでちゃ……っ』
なにあれ、すんげー超かわいかったぁぁーー……じゃなぃぃッ。
「あ、あ、どうしよッ、ぅぅぅッ……違ぅぅ……ッ俺はホモじゃなぃぃ……ッ」
唯来は「ホモじゃない」と連呼しながら陽真のイキっぷりを思い出して射精した……。
バスルームから上がった時点で嫌な予感がしていた。
どこからか聞こえてくる笑い声、そして小さな悲鳴。
「ッ……陽真?」
用意されていたぶかぶかパーカートレーナーを着、やたら派手なカラフル新品ボクサーパンツを履いて、唯来は声のする方へ。
玄関に近い部屋の細く開かれていたドアから中を覗いてみれば。
「い……ッ痛いッ……」
「大丈夫ですよ、ちょっと裂けるかもしれませんけど」
「力抜かないと~、ひーひーふーーーひーひーふーーー」
「ッ、痛い痛い痛い……ッッ」
上級生トリオからダブルベッドに同衾強制された素っ裸の陽真が苦しげに悲鳴を上げていた。
のしかかっている相手は全裸の龍だった。
玄人向けレベルのピアス巨根でビギナークラスのアナルを正に目一杯拡げきって、ずぶずぶずぶずぶ、力任せにナカへ突き入れようとしている。
「痛ぁッッッ」
陽真は可哀想なくらい萎えていた。
彼を背後から支える匠海はすっかり汗ばんだ額を緩々と撫で、軽いキスを落として「陽真クンの悲鳴は可愛いですねぇ」なんて低音の声で囁きかけて。
「はるるん、お風呂上がりでおいしそ~」
横に腰を据えた滉大はアナル全開拡張に悶絶している陽真の胸元にふしだらな舌を這わせていて。
「せま」
「や……ッ嫌だ、もうやだッ、やだ……ッッ」
めりめりめりめりぃ
「あーーーーーッッッ」
肉食獣に嬉々として虐げられている獲物ならぬクラスメートの姿に唯来は我を忘れた。
「ガチホモどもッッふっざけんなッッ陽真離せよッッ」
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