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【高校生編】4-3
声を荒げた次の瞬間、すぐに我に返った。
…………うっわ、やっば、俺今何て言いました…………?
「あらあら、唯来クン、激おこですか?」
「唯来チンもガチホモにしてやろうか~~」
「激おこ」
一斉に三人にゆるーく凄まれて慌てた唯来が取り繕おうとした矢先に。
陽真と目が合った。
聳え勃起した巨チンによるアナル進撃にボロボロ涙していたクラスメートと。
「ッ……ちょっと、その、やり過ぎ……ですよね?」
「じゃあ代わりに龍を慰めてくれます?」
あんなピアスちんぽブッ込まれたら俺のケツ破壊される。
「そ、それは、えーーーーと、」
「も、いい……です、このままで……ッ」
「陽真っ」
「俺……我慢します、だから、ッ、ッ、ッ!!」
陽真の台詞の途中で龍はさらに巨根を突き入れた。
筋肉が適度についた両足を持ち上げて屈曲位にし、ぐぐぐぐぐ、真上から凶器ペニスを捻じ込もうとする。
ベッド傍らまで近づいた唯来にも結合部がバッチリ見えた。
問答無用に肉孔を抉じ開けた極太肉棒。
鈍い速度ながらも尻膣を支配しようと全挿入を試みている。
陽真は眉間に縦皺を刻んで唇をぐっと噛み締めた。
閉ざされた瞼に次から次に涙が滲む。
バスルームで自分を拒んだ唯来のために今回もまた身を挺そうと……。
「まじでやめろッッッッ」
上級生トリオはまた揃って唯来を見やった。
きつく目を瞑っていた陽真も覚束ない視線を紡いで大声を出したクラスメートを目にした。
「陽真のことそれ以上傷つけたら警察に通報するッ」
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