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【高校生編】5-2
最近、ずっとこんなだ。
先日、匠海のマンションを訪れて以来、一気に爛れた学校生活。
一日に必ず一回以上は二人きりでえろいことをしている……。
「昼食べないと……ッ部活に力入らない、から」
「俺より部活とんの?」
「ッ……そういうわけじゃ」
えっちなお汁塗れの高校生ペニス。
互いに擦れ合って血色よく力強く起立していた。
「ふぅ……っ」
鼻で息をついて喘ぎ声を我慢していた陽真は、また、恐る恐る唇を開いた。
「唯来……海、行くのか?」
「んーー……? 何の話?」
「休み時間、言ってたろ……みんなで海行こうって」
「あーー……んなこと言ってたっけ……行くわけないし」
「え……?」
後ろから陽真に抱きつき、よーーく締まった太腿の締め心地にだらしなく表情を解れさせて「にこっ」ではない笑みを唯来は浮かべた。
「テキトーに言っただけ、そーでもしないとずっとうるさいから」
そうなんだ。
そっか……。
「ほっとした?」
前へ回り込んだ唯来の利き手が二人分のペニスをぬちゅりと包み込んだ。
「あ……っ」
「やきもち、した?」
包み込んで、シコシコシコシコッ、汁塗れの自分達をしごき上げた。
「んぁっ」
「陽真は? クラスの連中と行くつもり?」
え?
陽真は思わず振り返った。
体つきは自分より下なのに性器のサイズは上である唯来をまじまじと見つめた。
綺麗に整った顔立ち。
梅雨でも王子様みたいにキラキラ甘爽やかな唯来。
今は薄暗い個室トイレで素股プレイに完全浮かれて雄欲を剥き出しにした男の顔をしていた。
「腹の調子悪いって言ってたけど」
唯来も聞いてたんだ。
もしかして唯来も……やきもち、なんて……。
「それって俺のせい?」
……そんなことあるわけないか。
……だって唯来は……俺と唯来って……付き合ってるわけじゃないから。
「週末ずっと中出し、しちゃってる、から?」
『俺ホモじゃねーしッ』
うん。
いいんだ。
俺はこれで十分。
これでしあわせ。
「ね、陽真もいっしょしごいて……?」
「ッ……こう……?」
ぎこちなく陽真も利き手を添えて二人のペニスを擦り上げた。
二人一緒にコスッてコスッて、ひたすらコスりまくった。
「これ、きもちい……っ」
「ほんとッ……ん、陽真、先っぽもっと強く……ッ」
「ンン……ッこれくらい……ッ?」
「あッッ……そーそー……ッん、でそッ……いきそッ」
「ぁっぁっ……おれも……ッゆら、ぁ……ッッ」
結局その日もお昼を食べ損ねた二人なのだった。
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