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第228話
キツいけれど、ナカにアリスが入っている感覚が堪らない。
アリスの熱を感じて、体がゾクゾクと震える。
ゆっくりと腰を動かす。
グチュ、グチュといやらしい水音が室内に響く。 ナカがキュンキュンして、気持ちよくて止まらない。
「んッ!あん!き、もちぃ……っ! あり、す……っ」
「はっ…、可愛い…、」
アリスも気持ちいいのか、色っぽい吐息をつく。
かっこいい、好き……。
社長としてのアリスじゃなくて、恋人としてのアリス。みんなの知らない顔を僕は知っている。
優しくて、かっこよくて、僕の事を大切にしてくれる。
たくさん知らない事を教えてくれた。
こんな僕を好きになってくれた。愛をくれた。
なんて幸せ者なんだ。
好きだ。大好き。
「アリス、すき、すきだよ……っ、」
「白雪……泣かないで…」
自然と溢れてしまった涙をペロリと舐めとる。
目元にキスが降ってきて、唇にも。
唇の間から舌が入ってきて、口内を犯す。必死にアリスのキスに応えるように舌を絡ませ、唾液の交換をする。
ふいに尻タブを捕まれ、グッと腰を落とされた。深くまで入り、体を支える力を無くしてしまい、アリスの首に手を回し縋り付く。
ズンッと容赦なく突き上げては、甘い声を上げる。
「あぁっ!や、だ……、イッちゃうっ……!あぁぁ!」
「……は、……ぁ、」
頭の中が真っ白になり、イッてしまった。 お互いの腹を汚すように飛んだ白濁液がいらやしい。
ビュクビュクとナカにアリスの白濁液が注がれた。
気持ちよかった。幸せだ。
「愛してる……」
繋がったまま、深いキスをした。
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