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軽くシャワーを浴びて、塩でベタついた肌や髪を洗った。ほぼ全部アリスがやってくれた。やると聞かなかったから、仕方なくだ。決して疲れたから任せた訳ではない。 「はー……。ベッドさいこー……。眠い……」 「んー、じゃあ寝る? あれだ、睡眠姦」 「……起きてる」 睡眠姦なんてさせてたまるか。僕はいい睡眠を取りたい。寝ている間に犯されているなんて、最高の睡眠を取れないじゃないか。 それなら頑張って起きている方がいい。 このまま寝れたら最高だったのに、アリスはヤル気満々だ。本当にその元気はどこから来るの?と聞きたい。 僕だって、エッチはしたい。したいんだけど、今じゃなくてもいいかな。 「僕本当に何もしないよ?いいの?」 「いいよ。俺が気持ちよくさせてあげるから」 本当にいいのか……。いつもほぼマグロ状態だと思うけれど、今日は本当の本当に何もしないつもりだ。 抵抗しない僕に、キスの雨が降る。体中にチュ、チュ、と唇を寄せて、時折キツく吸われ赤い華が咲く。 直ぐに脱ぐから着なくていいと言われたが、一応身に付けていたTシャツを脱がされ、残るは下着1枚となった。 下着の上からこすこすと性器を刺激され、ピクンと体が反応する。あまり自分の性器を触られるのは好きではなくて、止めてとアリスの手を掴むが止めてくれない。 ヤダヤダと身をよじれば動けないように両手をシーツに縫い付けて、今度は胸の飾りを弄り始めた。 「白雪、今日は何もしないんでしょ? なら抵抗しちゃダメだよ」 「あ、ぁ……、やあぁ……!」 ギュッと突起を摘まれ、もう片方も唇で遊ばれて、弄られているのは乳首だけなのに気持ち良くてつい声が出てしまった。ムクムクと自身のモノが熱を持ってきているのを感じる。 勃ってしまった性器が下着を押し上げて苦しそうにしている。その様子を見てアリスはクスリと笑い、下着を脱がせにかかった。

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