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第45話

「仕事は?」 「もう殆ど終わってるから大丈夫...ね、シていい?」 「いい、けど...まだお昼だしっ...痛ッ!」 首筋にチュッと口づて、それからヂュウッときつく吸われて痛みに耐えた。 今の絶対痕ついた。喫茶店のバイトはまだ続けてるからその時に見られるような所に付けられるとちょっと困る。 だけどそんなのお構い無しに、どんどん赤い花を咲かせていくアリス。 「ね、見られる所に付けちゃダメ」 「見せつけなよ。俺のものって印、悪い虫が寄ってこないようにさ」 アリスのものという印...。 そう言われると悪くない...かも...。 「肌白いから赤がよく映えるね。綺麗だ」 「い、言わなくていい...!恥ずかしい!」 「赤くなってる、可愛い~」

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