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第46話
クスクス笑って、着ていた服を脱がされた。
少し恥ずかしい...
僕は男なのに身体が華奢で筋肉もあまりついてないし、肌も白いから自分の身体があまり好きじゃない。
「白雪の身体は綺麗だね。だけど、細すぎだと思うからご飯いっぱい食べよう!」
「...ふっ、あははっ!綺麗の次の言葉がご飯いっぱい食べようって...ふははっ」
「だって思ったんだから仕方ないじゃん!」
ムスッとしたアリスが可愛くて「ごめんね」と謝っておいた。
だけどアリスはそっぽを向いて、拗ねたように膝を抱えて丸まった。
笑ったことそんなにショックだったのかな...
「ごめんね、機嫌直して?」
「僕なんて空気の読めないムードぶち壊しのおっさんなんでしょ...」
「いや、そんな事思ってないよ」
まぁ、ムードぶち壊しは...否定しない。
まだ23歳だし、おっさんではないと思うけど...
どうしたらいいんだ...?
「白雪からキスしてくれたら機嫌直るかも...」
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