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※第6話

八郎が何をしようとしているのか、まったく分からずにカイザは目を白黒させて硬直している。 八郎は大きく息を吐き出して軽く腰を伸ばすと、自分の尻を掴んで軽く指を抜き差ししてから、カイザの肉茎の先を尻の隙間へと呑み込ませていく。 「ッ、ふ……ッ、う……ッ」 キリッとした眉をキュッと眉間に寄せて、胸板を反らしながら腰を降ろしていく様子に、またぞくりと背筋を這い上がるような痺れに煮た熱を覚えてカイザは息を呑む。 締め付けるようにめりめりと割いていく肉の感覚と温かみに、思わず息を漏らす。 脚を開いてグッと深々と受け入れながら、肩をぐいと引き寄せ八郎はカイザのは顔を覗きこむ。 「院からたまわった玉より、おのれは美しい」 舌を伸ばしてカイザの碧い瞳を舐め、しなやかな肉体で全てを呑み込むとゆるやかに腰をうねらせる。 「ッ、あっ、はちろ、う、これは、なんだ」 心地良さと快感に怯えた表情を浮かべて、何度も首を横に振り、しがみつくように八郎の背中に腕を回しながらカイザは問いかける。 八郎はどや顔を浮かべて、唇をちろりと舐めて、 「ちぎりじゃ、っは、あ、ますらおならば、きもちが好いはず」 くぷくぷと音を響かせ、漸く痛みを感じなくなったのか、尻を軸にして腰を上下に動かしてカイザの雄を刺激する。 戦場では、猛った身体を慰める為に、歳上の者に仕えることは慣わしとしてよくあることだった。 もののふだけの秘密ごとだからこそ、ちぎりはもののふ同士だけでおこなう儀式とされている。 「ッ、はあ、っ、おれはきもちが好いが、でも、はちろ、う。おまえは苦しいだろう」 「ッッあ、ふ、わしも、好い……身体を突かれるのは、槍で……刺されるより、興奮する」 「や、り、でッ、……っ、おまえも、好いのか」 意を決したように腰を動かし、グチグチと内部を擦りながらカイザは、本能のままに、八郎の腰に腕を巻き付け激しく揺さぶりはじめる。 「ッ、かいざ、かいざ、ッは、あ、好い、ああ、ッ、あ、あ」 八郎の喘ぎと掠れた声に、初めて感じる凶暴な気持ちを覚えて、己で狼狽えながらも、柔らかな肉を自ら蹂躙し始めた。

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