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教室で、イけない時間_4

「俺のを咥えながらテストの採点しろや」  なんて、とんでもない事を言い始めた。 「そんな」 「いいから座れ」  腰を掴まれて蒼真の中へと香椎の熱くて大きなモノがぶすぶすと音を立て挿入されていく。 「ふっ、あっ、あぁぁ……」  びくびくと震える蒼真の手に赤ペンが握りしめられる。 「ほら、採点の続きをしろ」  と、本気でこのままテストの採点をするつもりのようだ。  根のあたりまで深く入り込んだモノは、少し動いただけでも蒼真にもどかしい刺激を与える。 「ん、香椎さん」  この状態は辛い。  何度も声を掛けたが無視をされてしまう。 「ほら、そいつは正解。あぁ、これは残念だな、この公式が違うから不正解」  時折、香椎の腰が動き蒼真の気持良い所に触れ、シャツの上から乳首を摘み弄られて綺麗な丸も書けやしない。 「や、もう許して、香椎さん」 「なんだよ、折角テストの採点を手伝ってやってんのによ。ほら、5問目正解」  と、ふぅっと耳元に息を吹きかけてそう言う。 「んんっ」 「俺には採点なんて関係ねぇんだけどな。お、おしいな、考え方は間違ってねぇけど、不正解」  そう言って腰をグイッと突き上げられ、それが良い所に当たり体が善がる。  もう限界だ。  香椎にめちゃくちゃにされてイきたい。 「テストの採点は後にします。だからお願い、イかせて?」 「嫌だね。そんなに欲しければ自分で動け。……85点」  蒼真の手からペンを奪い85点と採点欄に点数を入れる。  誘い方が85点って訳ではないようだ。 「言っておくけど、お前の誘い方は20点」  心の中を読まれたかと思った。  ドキッとして香椎を見れば、 「赤点だから、この後、蒼真の家で追試だぞ」  みっちりと扱いてやるよと耳元で囁かれ。急速に欲が膨れ上がり、ぶるっと身を震わせて欲がはき出される。 「おいおい、今のでイクのかよ」  放ったばかりで惚ける蒼真に、この変態がと香椎が口角をあげた。 【了】

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