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第38話
あの出来事が何事も無かったように過ぎた次の日
街のギャンブルバーから帰宅した青灑はかなり不機嫌だった
兎黒「おぉ?おかえりぃ〜...」
兎黒がそう言いかけるが青灑は返事もせずにリビングへ行ってしまう
冷蔵庫を徐に開けると青灑は缶ビールを5本ほど出す
兎黒「ひぇ〜荒れてんね〜。隣しつれ〜い」
兎黒は青灑の隣に座ると1本の缶ビールを飲む
その隣で黙々とビールを煽る青灑は既に2本目に手を出していた
紫都李「兎黒さーん。俺のタオル知りませんか〜って...。帰ってるし。」
風呂場から紫都李が登場したかと思えば、黄泉も外から帰ってくる
黄泉「ビール飲んでる...。」
兎黒「あー。黄泉クンも飲むぅ?」
黄泉は頷くとグラスとビールを出し兎黒の隣に座る
紫都李「そういえば緑心さんは?」
兎黒「あ、緑心クンと空クンは寝たよぉ〜。」
紫都李「ふぅ〜ん。」
紫都李は不服そうな顔をしながら青灑の隣に座る
紫都李「何コイツ。さっきから喋んないけど。」
兎黒「あー。負けちったらしぃよぉ〜?」
黄泉「それで、機嫌悪い...?」
紫都李「短気かよ。」
兎黒「なははは!紫都李クンに言われたらお終いだよ〜!」
兎黒は高らかに笑いながら紫都李をからかう
青灑「...はぁ。」
兎黒「ふぇ〜。青灑サン4杯目早くなぁい!?俺も負けないぞぉ!」
紫都李「うわっ...臭っ...酔っ払い最悪なんだけど。どんだけ飲むの」
青灑「...だろ。」
紫都李「は?」
すると青灑は突然、紫都李を押し倒す
紫都李は抵抗もできずうつ伏せの状態で倒れる
紫都李「...え。」
青灑「だぁーかぁーらぁー!『です』だろぉがよぉ!紫都李くんよぉ?」
紫都李「何だよお前!離せっつーの!」
青灑は激しく酔い過激な人格が出てきてしまっている
青灑「んだぁ?その口の利き方は。目上の奴には敬語使えっつってんだよ!」
紫都李「お前なんかに敬語は使わねぇ!」
青灑「人が親切に教えてやってんのによ。...仕置、必要みてぇだなぁ?」
そのまま青灑は紫都李の服を脱がせる
兎黒「ふぇ〜何か、大変なことになってんね〜。」
その様子を見ていた兎黒はそう言いながら黄泉の方に目を向ける
黄泉「...な、何。」
兎黒「黄泉クンさ〜興味ない?」
黄泉「何が?」
黄泉の質問に答えるように手を丸め上下に動かす素振りをする
黄泉「あー...興味はないかな。もう寝るから...。」
兎黒は立ち上がろうとする黄泉の腕を掴みそのまま押し倒す
兎黒「あー、逃げないで逃げないでぇ?俺はねぇ〜興味あるんだぁ〜男同士のが気持ちーらしいよぉ?」
兎黒はまるで悪巧みをする子供のように笑う
黄泉「と、兎黒...やだ。」
兎黒「だぁいじょぉぶ♡優しくするよぉ?痛くしないから。」
黄泉「そういう訳じゃ...んぅっ。」
兎黒は震え抵抗する黄泉に無理やり口付けをする
そんなやり取りをしている内に青灑は紫都李の首元を押さえ込み下着を脱がす
青灑「ははっ、なんだその顔。」
紫都李「っるせぇ!シネ!」
青灑「俺さ、抵抗される程燃えるんだよね〜?そういう所、ちゃんと学習しようね?」
青灑はそう言うと紫都李の後に指を入れる
青灑「...あれ?意外とガバガバじゃん?もしかして紫都李くんってば非処女?」
紫都李「黙れ!ぶっ殺すぞ!」
青灑「んー、まだ...足りないみたいだねぇ?」
そう言うと青灑はソファにかけてあった自分のネクタイで紫都李の腕を拘束し、紫都李が風呂上がりに使ったタオルで目元を隠す
紫都李「なっ...ちょ、暗いっ!」
青灑「んー?あれぇ?もしかして、怖い?震えてるよぉ?」
紫都李「うるさっ...怖くないっ!」
青灑「ふぅん?まぁいいよ。強がってんのも今のうちだけどね〜?」
そう言うと青灑は紫都李の首元に血が出るほど噛み付く
紫都李「痛いっ!やめろ!」
青灑「そーやって言われると、遊びたくなっちゃうよね〜?」
今度は噛みつきながら舌で首筋をなぞる
それと同時に上半身の愛撫を弄る
紫都李「やぁっ...んっ...やだっ。」
青灑「ねぇ?気持ちい? 正直に言ってみ?」
紫都李「んぅっ...。き...もちくなん...か...ハァッ...」
青灑「へぇ?まだ、強がるの?まぁいいけど?素直になるまでもう少し楽しませてもらうからね〜?」
青灑は残った缶ビールを口に含み口移しで紫都李に飲ませる
紫都李「んっ!んぅぅっ!」
紫都李は必死に抵抗するが体の力が抜け頭が回らなくなっていった。
〜38話end〜
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