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第5話
父親に散々殴られた緑心は地下に閉じ込められていた
緑心「...くそっ。うっ...くっ...。」
左腕を折れるまで殴られた挙句爪を剥がされていた緑心は苦痛に耐えていた
緑心「指、痛ぇ...。」
すると部屋の奥から階段を降る音が聞こえる
〝カツカツ...カツカツ...〟
緑心「誰だ!」
そこには父親の部下であろう男が立っていた
男「あんた、あの人の息子辞めたんだってな?」
緑心「お前...!俺にそんな口を聞いていいと思って...」
男「あんたの親が好きにしろって言ったんだよ」
その衝撃的な言葉に緑心は固まる
そして数秒後やっと理解したように笑う
緑心「あぁ、そりゃぁそうか...こんな勝手な息子要らねーよなぁ。ハハッ」
そう、笑っていると男に髪を掴まれる
男「その笑い方も全てにおいて腹が立つ。こんな餓鬼に主導権を握られてたって思うとなぁ!心底胸糞悪い。」
男は緑心を罵るだが、見下すような目で緑心は男を見る
男「まぁ、だが...その余裕が、いつまで続くか見ものだなぁ?」
その言葉が合図かのように数人の男が地下室へ入り緑心を囲む
緑心「...何をするつもりだ。」
男「ククッ...お楽しみだよ。」
緑心「ふざけるな!」
緑心は抵抗し殴り掛かるも左腕を掴まれてしまう
緑心「うぁぁぁっっ!」
男「あーあ。無駄な抵抗するからだぞ?なぁ?緑心サンよぉ?」
すると緑心は服を破かれ1人の男に押えられる
緑心「...くそっ!!離せ!ッッうぁぁっ!」
肋を思い切り蹴られ骨が砕けるような音と共に踠く緑心
男「さーて、そろそろ大人しくなったな?これ以上暴れてみろ。次はその口開けないように顎の骨でも折ってやろうかぁ?」
勝ち誇ったように微笑する男
そして周りの男達は発情したように緑心の身体に触れる
緑心「やっぁ...やめっ...ろぉ...。やだぁっ...。」
楽しくて仕方がないように男は嘲笑う
男「どうだぁ?汚ねー男共に撫で回される気分はよぉ?」
緑心は涙目で男を睨む
男「おー怖い怖い」
緑心「んぁっ...!こ、こんなの強姦だぞっ...!」
男「それがどうした?お前の父親が好きにしろと言った。だから俺らはそれに従ったまでだ。強姦もクソもあるかよ?なぁ?」
ぼんやりとした意識の中緑心はズボンを脱がされるが抵抗ができない
緑心「やだぁ...やめろよぉ...!!ひゃぁっっ!」
男「あぁ?なんだァ?前と後ろ触られただけで女みてーな声出してんのかァ?おーおー可愛いね~。」
緑心「ちがっ...あぁっ...」
男「違わねーだろぉよ?」
ガタガタと肩を震わせる緑心。そんな気持ちも無視をする男達は緑心への性行為を辞めることは無い
緑心「(汚い...臭い...嫌だ。怖い怖い怖い怖い...。)」
男「後ろの方も解れてきたしそろそろいいんじゃねーの?」
緑心「やっ...やめろぉ!!」
〝ガシャァァン〟
突然大きな音と共に地下の扉が壊れる
~5話end~
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