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どれだけ体をねじってもうまく動くことが出来ない。 腕を白衣の上から何か縄のようなものでぐるぐると縛られ、ズボンと下着はずっと前に取り上げられたままだ。 足首を靴下の上から腕と同じ何かで縛られているため身動きが取れない。 ついでに丁寧に猿轡(さるぐつわ)まで噛まされたせいで声も満足に出せない上に自身の涎さえ飲み込めない。 「ぅ……、っ…ん…、…」 なんとか身体を動かそうと試みるが発情期の影響でもう上手く力を入れることさえ叶わなかった。 教師は俺を拘束した後、それでも逃げようと足掻いた俺の腹へ強い蹴りを入れると「そのままで待っていろ」とだけ言い残してどこかへ行ってしまった。 それがいつ帰ってくるのか、どこへ何をしに行ったのかすらわからない。 ただただ薄暗い部屋の中で1人藻掻く事しか出来なかった。 どれ位時間が経ったか。 実際、10分も経っていないはずだが苦しい程長い時間に感じる。 着々と熱を貯める身体にため息をつこうと少し息を吸った時、ゆっくりと扉の悪音が聞こえてきた。 思わず息を止めると嬉しそうに笑った男がゆっくりと俺の方へ近付いてくる。 「楠本よかったな。今日は放課後までここでゆっくり休めるぞ。」 「……、っ…?」 「いや、楽しめるの間違いか。」 教師はそう言うと俺の体をうつ伏せになるように床へ押し付け、足を押さえると尻だけを高く上げるように促した。 正確には力の入らない身体を無理やりその体制へ動かされただけだったけれど。 そして口に入れていた猿轡を外すと後ろからねっとりとした声で言った。 「…いいか、楠本。ドアの鍵は開けてある。あんまり煩くして他の奴が来て困るのはお前だからな。」 「ん"、……、っぅ…は、ぁ、…こんなの、許されると思ってんのかよ…」 「あぁ、許されるな。」 「…なんで、俺なんだよ。ヤりたいだけなら、っ…別に誰…でも、…」 「馬鹿か。お前自身に価値ないぞ。Ωにも。強いて言うならそうだな…お前ってそれくらいしか役に立たないだろ。」 呆然とする頭の中にその言葉だけが強く残った。 俺、これくらいしか価値ないんだな。 もう期待なんてしていなかったけど。 床へ顔を押し付けられたまたぼーっと目の前の机の足を見ていた。 どれだけ拒否しても身体はソレを求める。 どれだけ拒否しても誰もやめてはくれない。 「なんだ、これなら慣らさなくてもいけそうだな。」 どれだけ拒否しても 俺は ただのΩだ。 「ん"、っぅ"は……、っ、!」 「汚い声出すなよ、舌噛んどけ。」 「ぅ"っ、…ひ、っぃ…、っ……や、…」 や めて くれないんだよな。 「もっと締めろ、おら。」 「……ぐ…っ、ぁ…っい、…ぃ"……、っ!」 「あぁ叩けば締まるな。もっとだ、もっと。」 「ぅ"、っぁ、あ……っっ、!」 「だから汚い声出すなって言ってんだろ。」 締めろと身体を叩かれる。 痛い、と声をあげれば髪を引かれ頭を何度も床へ打ち付けられた。 声を上げないように唇や口の中を噛んで必死に耐えた。 心はこんなに拒んでも 体は発情してやまなくて。 それがもっともっと教師を興奮させた。 何時間経っても それは終わらなかった。

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