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寂しい思い

やばい…色んな意味でやばい… 「やぁ…」 レイラの声に正直物凄くムラムラする 俺が嫉妬にも似たイライラした感情でレイラにイタズラを仕掛けた 案の定レイラはビクビクと身体を震わせて感じていた その姿を見て更にムカついた レイラをこんな身体にした奴が羨ましかった けど俺はこの気持ちが恋心だとは気付いてなかった 気付いてなかったけど,レイラが「帰りたくない」って言った時に物凄く嬉しかったことは確かだった 家族も友達も恋人も居ないって言った時のレイラの雰囲気はどこか寂しげで消えてしまいそうに思った そう思うと俺はいても立っても居られなくて,なんとか空気を変えたかった その時レイラの中心が微かに俺の足に触れた レイラ…半勃ちしてる…… そっか…さっきイタズラしたから… 俺は申し訳ない気持ちが生まれてレイラにご奉仕してやろうって思った 意外とクるな… レイラの声にムラムラして仕方がない 普段から男っぽさは残ってるけど女っぽさもある可愛らしい声をしているのに快感を与えると完全に女っぽい高い声を出して喘ぐ それがまた俺にとってツボなのか声を聞くだけでもう押し倒したい衝動に駆られる けどコレはご奉仕であってレイラのいう「お努め」でも無ければ俺の性処理でもない だから敢えて俺はレイラに触れながら萎える事を必死に考えた この前見たホラー映画とかお袋の顔とか… そうしてるうちにレイラはいつの間にか俺の手の中で果てていた 俺はレイラのナカから指を抜きティッシュを取ろうと手を伸ばす するとクタッとレイラが俺に寄りかかってきて胸元がキュンっとする感覚が起きた それから手を拭いているとレイラがスリスリっと擦り寄ってきてもう可愛さで死ぬかと思った 俺は抱き締めたい衝動に駆られてレイラをぎゅっと抱き締める そしたらレイラは顔を覗き込んでくるものだから思わずキスしたくなった 初めは唇にしそうになったけど俺はレイラの恋人とかじゃないし…唇にするのは可笑しいよな?って額に変更した 正直この時点で俺はレイラからの好意に気付いてた 人よりちょっとそういうのに敏感だから… 俺のファンだって言う女の子から向けられる好意とレイラから向けられる好意が似てる事から俺はレイラは俺に恋してるのか…て冷静に考える 普段ならそれは迷惑でしか無いんだけど…(気持ちに応えてあげられることが100%無いから申し訳ないんだよね) けど…… レイラからの好意は逆に凄く嬉しくて,何故か優越感にも似た感情が募る そんな事考えてたらレイラがなんだか寂しげな雰囲気をまた帯びた どうしたの?なんでそんなにさみしがるの? やっぱり帰りたい? 俺はレイラを強く抱き締めた そしてこう思った レイラ,寂しい思いはさせないから,俺の側に居て…頑張って笑わせてあげるし,絶対に離したりしない。 あの時みたいに…見失ったりもしない……

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