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好き

レイラがうちに来てから早2週間 すっかり生活に慣れたのかレイラは家事全般を完璧にこなすうえにめちゃくちゃ早い 「ただいま〜レイラ」 「おかえりなさい」 玄関を開けるとレイラは必ず俺を出迎えてくれる 「疲れたァ」 「お疲れ様です」 疲れきった重たい身体をレイラの小さい身体に預けてしまう それでもレイラは不思議と俺をしっかり支えれる 見た目によらず丈夫なんだ 「シたい…」 レイラの首元でグリグリーっと額を擦り付けるとレイラに背中をとんとんっと軽く叩かれる 「ご飯食べてお風呂入ってしてからですよ」 俺はこの2週間レイラと暮らして分かったことが2つある 1つは俺はレイラの事が好きってこと こうしてる今もドキドキと胸が高鳴ってる そして2つ目,レイラはどこか闇を抱えてる感じがするってこと あの日以来レイラはあんな一面を見せることは無かったけど, それから何処か闇がかってる雰囲気を俺は時々敏感に感じ取る事があった いつか話してくれるといいな… レイラの匂いを感じながら俺はそう願った 「んぁ…ぁッ」 「出る…ッ」 「んぅぅッ!!」 俺ら相変わらずレイラのナカから引き抜きレイラの腹に欲を吐き出す レイラはハフハフと肩で息をしながらぼーっとこちらを見つめてくる 「どうしたの」 俺はチュッと額に口付けをする 本当は唇にしたい レイラに好きって伝えたいけど伝えられない 俺は臆病だから… 「大和さん…」 レイラはキュッと遠慮気味に俺の首にしがみついてくる 可愛いなぁ… 俺はレイラの頭を撫でながら枕元に置いてあったウェットティッシュに手を伸ばす 「レイラ,拭き拭きしようね」 「はい」 レイラはくてっと力を抜いて寝転ぶ 俺は丁寧に身体を拭いてあげると眠たいのかベッドに手をついてる俺の指をキュッと握り締めてきた 俺が顔を見るとレイラはうっとりとした顔で俺をじーっと見つめなてきていた 「レイラ?」 俺は不思議に思ってレイラの横に寝転び頭を撫でる 「大和さん……」 レイラはただただ俺の名前しか呼ばない 「どうしたの?」 「……好き」 ドキッと心臓が跳ねる レイラはすっかり目を閉じて今にも寝てしまいそうな状況だ …どうせ明日には忘れるんだろうな レイラは眠さがMAX状態の時頑張って起きようとするけど,大抵次の日記憶は飛んでる ……いっか 「俺もだよ…」 ふにゃっとレイラが幸せそうに笑う え…… レイラが笑ってる…… キューンっと俺は胸を締め付けられる いつか真っ向面から気持ちを伝えられたらいいな……

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