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登場人物
※ここも作者の設定忘却防止の為のメモ的ページです。読んでいただかなくても大丈夫です。コイツ誰や、となりましたらお読みください。恐らく登場人物が増えると更新します。
ネタバレが嫌、という方は閲覧をお控え頂きますようお願いいたします。
跡橋 一華 あとはし いちか<14>
身長:149㎝
体重:39㎏
誕生日:12月25日
星座:山羊座
血液型:O型
起源種:雪豹
跡橋児童養護施設にへその緒が付いた状態で捨てられていた所を当時施設長だった跡橋雅が拾う。そのため正確な誕生日も正式な名前もない。そのまま雅の私的で施設へ入所する。戸籍がない。誕生日は拾われた日となっている。ネコ科人間で起源種が非常に珍しい雪豹。
雅が急逝してからは総入れ替えとなった施設職員や施設長からいいように扱われる。1歳児にも関わらずろくに食事も与えれらず、大きくなってからは食事は日に1回だけ、それ以外は職員の性処理やストレス発散のはけ口にされる毎日。また成長してからは下手に動き回られて外に出られても嫌なので施設に新設された地下室に入れられる。そこから数えるほどしか外に出ていないので発育が異常に悪い。
小さい頃から知られている施設長からは特に酷い扱いを受けており、セキュリティ玩具をつけられて放置、なんてのはまだいい方、という程。励がいなくなってからは一層それの激しさを増す。
学校なんてものも通わせられていない。というか「学校」という存在自体よくわかってない。識字も悪く、14歳にしてひらがなが少し読める程度。
それこそ道具のような扱いを長年受けて育ってきたため、無表情で感情も乏しい。暴力に関してはそれが日常であったため「痛い」というのがよくわかっていない。
名前の由来は、一華が拾われた当時、施設に植えてあったアネモネ(和名:花一華)の最後の2文字の読み方を変えたもの。
深織愛に拾われてからはモロモロ成長していく。一華の中で大きい存在なのが、記憶にはにが雅と深織愛。悪い方では御田。
高澤 深織愛 たかさわ みりあ<27>
身長:188㎝
体重:83㎏
誕生日:8月4日
星座:獅子座
形だけ夫婦でW不倫してた両親が高校生時に離婚、そして同時に再婚。親権は父親に。頭がよかったので医大に行ったが再婚とその新しい家族の影響で自暴自棄になり卒業間近で自主退学した。主席卒業確実と言われていた。卒業後は父の個人病院を継ぐように言われていた。
現在は闇医者として裏の世界で名を馳せている。やけになり入ったその道の人間が多く集まると噂のバーで声をかけられ裏世界に足を踏み込んだ。ヤクザなどの極道から個人的な頼みまできく。闇医者は法の世界から外れた存在のため、報酬として法外な金額を請求することが可能だが、中でも深織愛は高すぎると有名。だが医大で培い、主席と言われたその腕は確か。
元々そこまで爽やかな好青年、というわけではなかったが両親の離婚後はさらに覇気がなくなり、面倒くさい、が口癖になった。年の暮れから新しく児童養護施設という名の人身売買&児童虐待施設で専属医をしている。
ここがまだちゃんとした児童養護施設だった頃、施設長の雅には両親の離婚後、世話を焼いてもらった恩がある。なので皮肉にも専属医をしているのは現在の形だけの施設長の頼み、というよりは施設そのものに対するお礼のようなもの。
「たくさん愛されて、その愛を誰かに、深く織り込むように注いでほしい」というむちゃくちゃしっかりした意味のある自分の名前にむちゃくちゃコンプレックスがある(響きが女みたいだから)。
最初は一華を引き取って「なんてめんどうなことをしちまったんだ」と深く後悔したが同時に惹かれているのも理解しているから更に面倒、と思っている。警察のお世話にはなりたくないので極力家からは出させないようにしようと誓う。
セックスするときとか、一人でするときとか精液の量がむっちゃ多いのが悩み。ゴムしても溢れてくるなんてしょっちゅう。
学生時代に知り合った、なんでも話せる親友がいる。
跡橋 雅 あとはし みやび<53>(享年)
児童養護施設の元施設長。
施設の前に捨てられていた一華を養子(形だけ)として引き取り、我が子のようにかわいがる。旦那とは死別していたが1人成人している息子がいる。一華を拾う前から裏世界の会社から狙われていて、急性した直後に施設を奪われる。その当時、息子は海外に留学していて何もできなかった(というか雅が息子には知られてはいけない、と感じてギリギリのタイミングで海外へ逃した、という表現の方が正しい)。
温厚な性格で物腰柔らかな優しいおばあちゃん、という感じ。
深織愛の母の大学時代の先輩で、深織愛を幼い頃から知っている。その為、深織愛の両親が離婚してからはずっと気にかけていた。
一華を拾った役1年後に車にはねられ即死。この車も御田からの回し者だった。
御田 貴弘 みた たかひろ<31>
肩書は現在の跡橋児童養護施設の施設長。その実態は主にパーツ(臓器)と運び(死体回収)をしているヤクザ・御田組の時期組長。組自体はそこまで大きくない。
立地的に人身売買等々施設にぴったりだった跡橋児童養護施設を前施設長が急逝したのを理由に乗っ取る。
ある種のサイコパスで、人を痛めつけないと快楽が得られない。それも「元々闇の世界にいたけどひょんな事から光の当たる世界を体験し、でも結局闇世界に引き戻されて暴力を振るわれ、どんどん絶望や闇の色に染まって壊れていく様を見る」というのが最高に興奮を誘う。
超どクズ人間。太くはないけど、パイプとか人脈があったりする。
施設長になった時からいる一華は特にひどい八つ当たりや性欲処理の道具として使っていた。
跡橋 恵人 あとはし けいと<40>
雅の1人息子。血は繋がっていない。雅が22歳の時に当時9歳だった恵人を引き取った。
現在は外資系の企業で働いているため、海外を転々とする毎日。日本に帰ってきて、御田に乗っ取られた母の施設と遺産を取り返す、と裏で動く。
黒田 岳 くろだ がく<27>
深織愛の高校生からの本当に数少ない友達。岳は外語大に通っていた為、たまには会っていたがそこまで頻繁に会っていた訳ではない。大学卒業間近、深織愛が1番荒れていた時期にちょうどヨーロッパに留学していて日本にいなかった。
英語はもちろん、スペイン語にイタリア語、フランス語にドイツ語も喋れる。現在は堪能な語学力を活かしてIT系企業に勤めている。が、自宅勤務のため、励との時間はしっかりとれる。一応彼なりに深織愛のことを心配してはいる。
優しくて面倒見がいい好青年、といった感じ。
伊蝶 励 いちょう れい<15>
岳の恋人。一華と似たような環境で育つ。というか同じ施設にいて、こっちは施設→客に売られ→捨てられる→岳が拾う…という感じ。
衰弱が酷く、ものも食べられない水も飲めない、寝れば悪夢でうなされ起きてしまうため、十分な睡眠もとれない、で最悪だった。そこから順調に回復していって今がある。
実は前施設長の雅の死別した旦那の隠し子(旦那と猫科動物の遺伝子)で、1歳の時から施設(御田)にいる。励が売り飛ばされた直後は一華への暴力が酷くなった。
物覚えが悪くてちょっとドジなところがある。
励もネコ科人間で、起源種は一華と同じく、珍しいブラックパンサー。
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