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目覚めると・・
「帝、亮様を連れて参りました」
亮を寝室に運んだあと、部下を
全員外に出した。
「亮、亮」
愛おしい人の名前を呼ぶ。すると
ゆっくりと目を開けた。
「龍一、様どう、して」
私は亮と会えて幸せだ。しかし亮は
距離を取ろうとする。忘れかけていた
怒りが増してきた。
「亮、どうして私を避ける?
我はこんなにもお前を愛して
いるのに!!」
腕を引っ張り、強引に口付けを
交わした。
「ん、んっ、帝やめ」
「帝と、呼ぶな!!我の名前を
呼べ」
こんなに怒っている帝を見た事が
ないので、抵抗できなかった。
「りゅう、いち様、あっ」
上着を脱がされ、赤く尖ったものを
強く吸われ反応してしまった。
「もっと、声を聞かせろ」
亮にわざと聞こえるように水音を
出していた。
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