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僕の存在意義

「亮、亮」 誰かが僕を呼んでいる。 その声は優しい。 目を開けると、帝がいた。 「亮、お前に会えるのを楽しみ  にしながら仕事をしていた」 頬に触れようとしたその時、亮は 後ろに下がってしまった。 「お前は、また私を避けた。  どうして、拒絶する。こんなに  愛しているのに」 押し倒し、両腕を掴み上げると 強引に口付けをした。 「避けた事を後悔させてやる。   お前は一生我のものだ」 長い夜は、亮を苦しめ淫らに していった。

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