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愛しているのに
昨日亮を抱いた。私は愛しているから
抱いている。しかし、亮は違う。
嫌がり抵抗していた。愛していると
言っても返事がない。
「帝、今回の出来事少しおかしく
ありませんか」
仕事をしていると、誠が珍しく話
出した。
「麗様は亮様が美香様と関係を
持っていると言っておりましたが
部下は違うと否定しています。
亮様は人柄がよく、人望もある
と聞きました。それに帝に告白
された時も喜んでいたと見えました」
「要するに、麗がわざと2人を落とし
いれる証言をしたと言いたい
のだな」
確かに、麗にとって2人は邪魔な存在
だろう。それに考えてみれば美香
との関係がばれる事を恐れるなら
直ぐ王宮から出て行くだろう。
帝は誠に麗の周辺の女官を調べ
るように命じた。
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