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三匹の蛇の代わりに宮比自らが大凶を犯していた。
尿道に小蛇がぬっぷり入り込んだままの大凶は発狂寸前だ。
淫毒のせいで乳首はびんびんに限界まで膨れ上がり、ただ空気に触れているだけで感じてしまう。
「ひぅぅぅ~……っ金鬼様ぁぁ……!!」
眼鏡をかけたままの宮比はレンズ奥でその凛然たる双眸に冷ややかな笑みを……。
「あぁぁぁぁあッ!?」
ぬちゅぬちゅぬちゅぅぅぅッッ
尿道内で小蛇が暴れ出し、大凶は、縋ることのできる唯一の退魔師を涙ながらに見上げた。
「やっっやらぁ! おちんちん壊れちゃうぅぅ!! 壊れちゃうよぉぉッッ」
「……」
「おっお願ぃぃぃ!! やめでぇぇぇ!!!!」
最初の威勢はどこへやら大凶は宮比に必死に希う。
「やめて、とは何を? 私が君から離れたらいいのかな」
「らめぇぇぇぇぇぇ!!」
肉膜を裂いて深奥の窄まりを抉っていた宮比の肉棒をきゅぅっと締めつける。
「やっしてぇっもっと突いてっあっあっ」
縦横無尽に肌に食い込む荒縄をぎしぎし言わせながら大凶は宮比に強請る。
敵である一族の当主に。
すると。
「あっあっひっひぃぃっっ……!」
やっと小蛇が尿道から飛び出してきた。
その瞬間。
ぶしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ
まるで失禁するように大凶は白濁汁を噴き散らした。
反り立つ物の怪ペニスから自身の褐色肌へびゅうびゅう降り注いだ。
「んはぁぁぁ……! いっいってるぅぅ!!!! お汁いっぱい出てくりゅぅぅぅう!!!!」
完全なるアヘ顔射精中の大凶に宮比は肉棒を高速で出し入れする。
みちみちと狭まる肉壁を割って深奥にごりごりごりごり亀頭を擦りつける。
腫れ上がっていた乳首をぎゅぅぅっと摘み、指先でぐにぐにぐにぐに捻り上げる。
「ひぅぅぅッッもっとぉぉ…………!!!!」
大凶は常軌を逸した快楽に心身共に溺れた。
全てを宮比に明け渡してしまった。
そんな大凶に再び纏いつく小蛇。
長々と白濁汁をどぴゅどぴゅ降り注ぐ物の怪ペニスの根元にぐるぐる巻きついてきた。
「ひ!!!???」
まるで主君を仰ぎ見るように、反射的に、大凶は宮比を恐る恐る窺う。
宮比はやはり微笑を崩さずに告げるのだ。
「君には小彼岸の毒をたっぷり教え込んであげる」
竹薮に囲まれた異界へ帰還したのは烏天狗兄弟二人だけ。
「金鬼様がおのこはらみばっか可愛がるからさー」
「兄様がおのこはらみを小彼岸に突っ返したでしゅ」
でも兄様まであっちにいるって言うんでしゅ。
べそべそ泣きべそをかく小凶の頭を撫でてやる金鬼。
「花いちもんめか、洒落た合戦だ、悪かぁないぜ」
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