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5-2
「金鬼サマぁ、お願ぃ、今夜こそ」
「朱色」
「ぼくのお尻にいれてくださぃ」
物の怪屋敷の奥の間にて。
それは愛らしく成長した小彼岸朱色は物の怪長に大胆に願う。
濃厚な夜伽ですでにその桜色の肢体は自身の白濁蜜をねっとり浴び、それでも薄紅色したペニスはふるふると隆起し続け、雄汁を浅ましく漏らし続けていて。
朱色のか細い指は己の肛穴を浅く深く行き来していて。
「ここにほしぃです……金鬼サマのおっきぃおっきぃこん棒……突っ込んでほしぃです」
朱色と同様全裸の金鬼は長い金色の髪をかき上げた。
その身の奥底に眠る本当の欲望が疼き出す。
だがぶつけたい相手はか弱い愛らしい小彼岸ではない。
ふてぶてしい輩ながら何者何物よりも美しい雄。
金鬼は可愛らしく小うるさい朱色を引っ繰り返した。
四つん這いにさせられて、朱色は、挿入される予感に一段と胸を高鳴らせる。
が、金鬼は朱色の尻たぶ狭間でびきびき怒張する猛々しい肉棒をしごき始めた。
むっちりした尻の肉で挟み込んで摩擦を堪能する。
「やっやですぅッ金鬼サマぁッいれてぇッッこん棒いれてぇぇッッ」
「朱色、あんまりうるせぇと家来に代わるぞ」
「やっやですぅッ金鬼サマじゃなきゃぁぃやぁッッ」
「じゃあ大人しくしてろ」
金鬼は上体を倒すと、次は朱色のお股の間にぬりゅりゅりゅっと肉棒を捩じ込んだ。
足を閉じさせて思う存分腰を振り立てる。
朱色の薄紅ペニスの裏筋に亀頭をしつこく擦りつける。
「ぁぁ……んぅ……金鬼サマぁ……音してるぅ……こん棒突っ込まれてるみたぁぃぃ……」
擬似交尾に朱色はやっと満足してか細い腰をくねらせた。
股の間からそびえ立つ金鬼の巨茎に双眸をとろんとさせ、滑々の内腿を何度も擦り上げられて性的に切なくなる。
爪を引っ込めた大きな手で共に無造作にしごかれると背中をびくびく激痙攣させた。
「ぁぁぁぁんぅぅぅ……ぃ……ッぃっちゃぅぅ……ッきもちぃぃのぉぉ~……ッぃッぃッぃくぅぅ~~……!!!!」
「お前」
「……あなたは」
そして生き別れになっていた双子は出会う。
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