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増税前日談オマケ-2

「やっ、やっぱやめ、っ、ん、うそっ、ちょ、タンマタンマっ……あ、あ、っ、ぅぅぅぅぅ……っ……!!」 下半身は剥き出し、限界までシャツを捲り上げられた野宮はベッドでビクビクと仰け反った。 「り、凛一ってばぁ……俺、タンマって言ったじゃんかぁ……っ」 「大丈夫。まだちょっとしか挿入()れてないから」 野宮の足の間に蹲った、襟シャツの前がはだけた程度の久世は涼しげに言う。 久世が手にしているのは……尿道開発用アダルトグッズだった。 初心者向けで、シルバーカラーの、最も細い尿道ブジー。 ローションを満遍なく馴染ませて、同じくローション塗れにした処女穴なる尿道穴に、ゆっくり、ぬぷ、ぬぷ、ぬぷ、ぬぷ、捻じ込んでいく。 「ひぃんっ」 優しい手つきながらも、未開発領域に強烈な刺激を植えつけられて、野宮はさらに仰け反った。 曝されたお腹がブルブル震え出す。 尻奥が猛烈にキュッと締まった。 「や、やばぃ……それやばいから、凛一ぃ、もぉ……やめたげてよぉ……」 すでに涙をボロリさせて未経験の刺激に怯えている野宮に、久世は……Sっ気を一段と加速させる。 「そう? でも、紘のペニスは喜んでるみたいだよ……?」 露出している側の先端を持ち、おもむろに出し挿れ、させてみた。 「はうっっっ……!!」 下腹部全体がジンジンと熱くなり、ベッドに仰臥する野宮は堪らず片頬を枕に擦らせた。 膀胱まで熱を帯びて尿意が込み上げてくる。 前立腺に直結する、危うい、痛痒い、もどかしい悶絶刺激にペニスがさらに膨れ上がった。 「ほら、紘は怖がってるけど、コッチはちゃんと感じてる」 「い、や、だ……っ……怖ぃぃ……っ」 「怖いくらい、いいんだ……?」 窮屈な尿道内で尿道ブジーを大きく上下に動かされて野宮は腹筋を引き攣らせた。 「でっ、でっ、でちゃぅ……っっ……お、おしっこ……でちゃう、かも……っっ」 野宮は顔中真っ赤にしてこどもみたいに幼稚な台詞をいっぱいいっぱいの様子で吐き出した。 久世は久世でゾクゾクが止まらずに。 深いところまでゆっくり押し込んだ尿道ブジーで前立腺界隈をコツン、コツン、ノックした。 「あ……んっっっ」 「紘、すごくかわいい……尿道攻めされると、こどもみたいになっちゃうんだ……」 「り、凛一、さすがにやりすぎっっ……あ、あ、あん、やんっ、そぇらめっ……コツコツすんの、らめぇ……っ」 「……かわいい……」 「や、あ、あ、あ、あ……!!」 「もう出そう……? 限界……? 俺のベッドで、おもらし、しちゃう……?」 摘まんだ尿道ブジーを器用に小刻みに動かしながらSっ気丸出しの微笑を浮かべる久世に、野宮は、何度もコクコク頷いた。 「じゃあ、いいよ? おもらし、して……?」 奥まで突き立てられていた尿道ブジーが緩々と引き抜かれていった次の瞬間。 「っ、っ、っ、っ……!!!!」 久世にペニスを深々と頬張られて野宮は目をヒン剥かせた。 むりだ、凛一の口に、お、おしっこするなんて、ああ、でもだしたい、どうしよう、でちゃう、これどっちだ、やばい、がまんできない、むり、凛一ごめん、ごめん、 「もっ……で、ひゃ、う……!!!!」 「紘の、いっぱいでたね……?」 「う、う、う……っ……お、おしっこだったら大惨事だったじゃんかよぉ……」 「俺はどっちでも構わなかったけどね」 久世のお口で達してしまった、まだ尿道拡張の刺激を引き摺ってブルブルしている野宮を久世は優しくハグした。 「ほら、俺達お年頃だから、いろんなエッチに興味があってもおかしくないよね?」 「もうアラサーじゃん……落ち着いたエッチがいい、俺……」 「うそばっかり」 額にキスされて、頭を撫でられて、ようやく一息つきかけた野宮だったが。 「それでね、増税前のセールがあってたから、他にも色々買ってみたんだ」 「へっ? セール? 他にも? いろいろ……?」 離れたかと思えば、ベッドの下をごそごそやり始め、複数のケースを取り出した久世に青ざめた。 「り、凛一の鬼エロっっ」 「全部初心者向けだよ?」 「そもそもプレイ自体が初心者向けじゃないんだよっ、増税前に俺のケツ壊すつもりかっっ、そんなん一ミリだって俺のケツはいんないからなーーーっっっ」 増税前の大セールという名目にまんまと引っ掛かり、大いなる無駄遣いをした久世に、初めてガチでキレちらかした野宮であったが。 「あっ、あんっ、やばっ、すっごぃコレやばぁ……っ」 「紘の方が俺より何倍も鬼エロなんだから。あ、ほら。こんなところにもスイッチが……」 「手当たり次第スイッチ押すの禁止ぃ!!!!」 結局、セール商品を一つ残らず堪能させられた、哀れ、ちょいM男なのだった。

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