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* ゾワゾワ
「……なんで、手縛んだよ…」
「手ぇ縛られてよがる誠が見たいから」
すっかり欲情した様子で笑う成一に不覚ながらドキっとした。
スルッとワイシャツの下に手を入れられる。
服の下で温められた腹の上を成一の少し冷たい手が滑り、やがて小さな突起へたどり着いた。
「ん……な、なに」
人差し指と中指で突起を刺激される。行き来する指の感覚がくすぐったい。
体をくねらせ少し胸元を引くように背中を丸める。
「んじゃ、これは?」
服の中から手が引き抜かれ、服の上から別のものが押し当てられた。カチッと音して押し当てられた場所が震え出す。
…んん、何か…変な、感じ…?
「な、何か…んっ…ゾワゾワ、する…ぁ」
変な声が出そうになるのを抑えてピクリと体を揺らした。
成一はペロッと舌舐めずりをすると、じゃあこっちと言ってワイシャツのボタンを外し始める。
次に何をされるか少し不安な俺は上目遣いで成一を見上げた。
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