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ここから
肩で息をする俺はそのまま後ろに倒れる。
なかなか筋肉が付かない悩ましい腹には、べったりと二人分の精液が乗っていた。
ツゥと体のラインを伝いながら流れる感覚にブルっと体を震わせる。
「…うわ、すげぇエロい」
同じく腹に精液を付けた成一が俺を見ながら言う。
成一は自身の指についた二人の液体を揚々と口に運んだ。
「…乳首、気持ち良かったな。誠?」
「ーーっ…」
カァァと顔に熱が集まる。
先ほどまでのみっともない姿を思い出し声も出なかった。
…うわぁぁぁ、穴があったら入りたい。
そんなことを考え頭がショートしかけていると
「…んあっ」
左胸にある小さな突起に衝撃が走る。ヌルヌルと俺の腹から掬った精液を塗りこまれた。
あわてて顔をあげると不適に笑う成一が口を開く。
「いつか、乳首だけでイカせてやるよ」
唇を舐めながら恐ろしいことを言う成一に、ぴくりと口が引きつった。
……成一の乳首開発計画はまだまだ、ここからのようだ。
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