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* 甘くてうまい
「ぁ…んっ…せ、いち………もぅ…ぁあ」
脚の間で動く色素薄めの髪を押さえる。
な、にこれ…熱い。…きもち、いい
シャツとインナーを脱ぎ上半身だけ露出させた成一は、チラッと視線だけを上に上げた。
「あっ…だめ…も、いくっ……はな、せ」
衣類を身に付けずだらしなく口を開けて喘ぐ俺に、成一はニヤリと口角を上げる。
「…だ、めっ……、あぁんん……」
裏筋を舐め上げられ亀頭に軽く歯を立てられた。俺はその刺激に耐えられず、成一の口内に自分の欲を吐き出した。
「…はー……はぁ」
「……ごちそーさん」
ゴクンと俺の精液を飲み込んだ成一は、軽く触れるだけのキスを唇に落とす。
甘くてうまかった、と耳元で囁かれ顔に熱が集まった。
「…っ……ば、かじゃねーの。人のせ、精子とかふつー飲まねぇだろ!」
恥ずかしくなり声を荒げて言うと、成一はフッと笑う。
「そーかもな、誠のだから飲んじゃった………それよりさ、誠」
手のひらを捕まれ成一の下半身へと誘導される。押し付けられたそこは、硬く存在を主張していた。
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