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第3話
会場に着いた。扉を開けると……俺を見てざわざわする。
二人は大きなため息をする。やっぱりね!
二人は押し込む。
あっと言う間に挟まれた。女の山だかりに……
全然話しにならない。席をくじ引きしたのだが……俺の周りの争奪戦が……。
どうにもならない!幹事も困り果て先生の鶴の一声で静かになった。
俺は先生の隣に座った。
男子達がやっと来た。
「隼人!お前まじイケメンになったなぁ?何彼女居るんか?」
俺は指輪を見せて
「俺……結婚しているよ♪」
「えっ……えぇ!結婚してるのォ~うそ~!」
「うるせぇ!女どもォ~」
勝手に盛り上がる……代わる代わる俺と先生の周りに来る。
やっと静かになった所で先生が
「隼人……浮島直哉と連絡を取ってるか?」
「浮島直哉?って幼なじみの?」
「あぁ……お前の幼なじみ」
「いえっ中学校入ってすぐ引っ越したので?何かあったんですか?」
「今日来るかどうか。お前が聞いてるかなぁと思って。」
首を振り。話しは中断した……。
すると携帯がなり相手の名前を確認した。店からの……俺は少し外に出た。
『翔さん(源氏名)すいません。ちょっとトラブルが……どうしたら?』
『光は何してる?オーナーは』
『光さんは藤岡様と個室です。オーナーはマネージャーと……その……。』
『ハァ~、俺同窓会って言ってただろうが……地元に帰って来てるから戻れないって!1度切れ……俺がオーナーにかけ直す。』
電話を切り、タバコに手をかける。少し一服してから……しゃがんでから電話をかける。
『…………おォ……翔?どうした?』
「……ァ……ンン……タ……クっ」
『翔、ちょっと待ってな!』
ハァ~エッチしてる場合かよ!電話を切れや!電話越しに聞こえるオーナーとマネージャーの声……事が済みスッキリした声の主
『あっもしもし、翔悪い悪い♪で急にどうした?』
『ハァ~オーナー……。雅人からTEL来て今トラブルだって……?すぐ解決して下さいよ♪では……あっオーナー野獣も程々にして下さいよ♪麻人さん可哀想ですよ♪』
『トラブルかぁ~了解。野獣な俺が麻人の好きな俺なんだから仕方ないじゃん』
笑い声をだしながら電話を切った。
フゥ~……タバコを吸いながら壁に寄りかかった。
「……隼……人?」
「ん?あっ……直哉?」
瓶底メガネをかけた。細い男・・・髪は1つにまとめてるが背中まで伸びてる。
この暑い夏に手首にはリストバンド長袖のシャツにジーパン
「あっ……の……隼人元気だった?」
「あぁ……直哉は?」
「……うん……あ……の…………。」
「……何?用がないなら行くぞ!中に」
黙ったままの直哉を引き連れ中に入った。
ドアを開けると女の子達が遅~い!って、着いて歩いて来る直哉を見てシ~ン??ツヨポンが俺の腕を掴み小声で話す
「隼人……直哉はアカンって!」
「ハァ~何で?」
「あっ・・ごめん隼人良いよ。会えて良かった。じゃあ」
直哉は出て行った。理由が分からない?
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