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かたや、手で俺の前の方をさすってくる。弱いのは先っぽの方なんだけど、もう言わなくてもわかってるみたいでくびれから先の穴まで満遍なく撫でてくる。完全に立ちがってしまった。 「まって、マジでまって」 思わず日本語で訴える。当然やめるわけもない。日本語がわかってもわからなくても、やめそうにはない。 舌先は、しまいに中にまで食い込んできた。無理矢理開かされたのは、中学の時に高熱で座薬を入れた時以来だ。 「んん……っ」 違和感はあるけれど、座薬みたいな不快感はない。 腕が体を支えられずに、風呂の縁に縋り付く。 「お前本当にバージンか?」 かなり訝しげに言う。 「そーだよ、当たり前だろ」 正直素行いい方じゃないけど、ケツまで身売りしたことはない。 「その割には随分抵抗がないな、ガバガバだ」 褒められて嬉しい部分でもないけど、ガバガバと言われたら余計にいい気もしない。 くちゅくちゅと音がする。女からしか聞いたことがない。自分の体からこんな音がするなんて、考えたこともない。 腰ごとぶっとい腕にホールドされて、膝をつくわけにもいかず、ひたすら舐め吸われることに耐えた。 解放されると、膝からがくんと崩れ落ちた。ケツの感覚がなくなるまで舐めまわされて、少しヒリヒリする。俺の下半身も、不思議と勃ったまんま。

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