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「今度は俺に奉仕してくれよ」
へばって床に座り込んでる俺に、彼は自分の下半身を見せつけてくる。正直に言おう。俺のよりデカい。女の子の腕くらいありそうにも見える。
頬や鼻先に擦り付けられると、血管の隆々とした具合や先端の張りが直に感じられて、ケツが疼いた。
頭がぼーっとしてくる。唇に這わされると自然と舌を出してしまう。
舐めさせたことはあるけど、舐めたことはない。そうすることに抵抗もなくて、自分がされるように舐った。
雰囲気に酔っているんだろうか、それとも無意識に腹をくくったんだろうか。自分でもどうして男相手にこんなことしてるのかわからない。
けれど、丁寧に丹念に、彼の下半身をひたすら舐めた。
「やっぱりお前バージンじゃないだろう」
まだ疑われてる。
「じゃなきゃこんなに…うまいわけがない」
同じ男同士でも、経験の有無で舐め方も違うそうだ。
「俺は、自分がされていいようにしてるだけだよ」
先端とその溝のところを、舌を立ててなぞっていく。そのまま裏筋を根元まで辿る。音を立てながら、時々吸い上げる。
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