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「せっかく解してやったから、挿れてやる。俺もそろそろ限界だ」 再び組み伏せるような体勢になる。そのまま口でイかせてもらいたかったところもあるけど、ゆるゆるのケツの穴も放置されたままでも困る。 ケツでもイケるんじゃないかな、と興味まで湧いてきていた。 「天国に連れてってやるからな」 好きだねそのセリフ。 人恋しさを十分満たしてくれるなら、何だっていい。 天国に連れてってくれるなら、これ以上の幸せもない。 「Fuck me」 覆いかぶさってきた彼の耳に、息を吹きかけながら囁く。 気づかなかったけど、薄い色のピアスが何個かついてた。ピアスをした先で舐めて挑発する。 「ちゃんと俺の体見て。好きなんだろ?」 だんだんノッて来ちゃった。首に腕を絡めて、キスをねだる。 ひとしきり触れるだけのキスを繰り返すと、急にデカい声で笑った。

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