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第4話
昨日、家に帰った後窓の外を眺めていたら優が出掛けるのを見た後を追った。
肌が白く、女顔で美しい優は人目を引きやすい本人は、そのせいで酷い虐めを受けて、すごく嫌がっている。優の前では可愛いは禁句だった
「優、またナンパにあってる……」
無理やり連れていかれそうな雰囲気に危機感を感じすぐに後を追う。優は何かを呟き男と共に路地裏に消えた…。
強姦の証拠写真を取り警察に突き出そうと、携帯のカメラを起動させ路地裏を覗き込んだ…。
そこで撮れたのは、男を刺し殺す優の姿だった
「優…、なんで……」
呆然と立ち尽くし、優が消えた後男に近づくとまだ息がある…。優のことがバレるのを恐れて俺は胸に刺さった凶器を引き抜いた。
死にゆく男を見つめながら、どうするべきかと考えを巡らせていると、聞き慣れた優人の声が聞こえ振り返る
「…いち、なんで……」
目が合った瞬間逃げ出した優を追いかけたが、途中で見失ってしまった…。仕方なく家に帰ると、マンション部屋の前で気を失っている
優を見つけた
「優……、ごめん…」
優を部屋に連れ込み服を着替えさせてベットに寝かせた…。少ししたら起きるかもしれない…そんな、淡い期待を込めて待っていたが、優がその日目覚めることは無かった……。
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