何度か唇を押し付けてると、内股あたりに触れてた奴のムスコが、徐々に硬度を増すのを感じる。 そのままそれに触れた。片手で揉むようにしながら、優しく包んで撫でていく。 「っ、あ」 喉から上ずった声が出た。他人のに触るのは、あの時以来だ。 自分のを慰めるように、優しく撫で続ける。 「結構立派じゃん」 のんきに褒め称える。先のくびれたところに少し爪を立てながら丁寧に擦りながら。 「ちょ、兄さ、待って」 少し体を離す。嫌がるのを、ムスコを人質に拘束する。 「気持ちいいだろ、触られるの」 我ながら淡々と言いながら擦り続ける。じっと見つめながら、手の中の変化を楽しむ。先端が少し潤んできた。 不思議と抵抗なく、当たり前みたいに背中を丸める。そのまま、口に含んだ。先端を吸い上げながら、根元に向かってシゴいてやる。 奴が息を詰まらせるような呼吸繰り返した。 「や、べぇ、気持ちーマジで」 大の字に寝転がって、完全に俺に主導権を預けている。これじゃあこいつのためにならない。 充血してパンパンになっているムスコからパッと離れた。同時に奴が顔を上げた。 「え、なんでやめんのっ？」 「なんでじゃねぇだろ。セックスは共同作業なんだよ、俺は放ったらかしか」 あえて不機嫌そうに言って威圧する。渋々起き上がって、そっと俺のに触れてくる。正直、本当にわずかにしか反応していない。