45 / 124

第41話

風月『理事長室‥…?    あ、そうか穂波‥…だもんね。』 七瀬『ぁ、うん。』 三雲『理事長の息子だったんだ。』 本当の息子じゃないため、返事するのが遅れた。 でも、僕は和哉さん‥… お義父さんにすごく感謝してるし、大好きだ。 三雲『ナナ君‥…?』 七瀬『あっ!ごめん、そうだよ。 僕もう行くね、わざわざ有り難う!』 起き上がり、ベッドから出る。 深弥『具合悪いのに大丈夫なのか?』 深弥さんの言葉に頷く陽。 陽『まだ顔色わるいけど‥…。』 七瀬『へーき!いってきます。』 そう言って保健室を出て、理事長室へ向かった。

ともだちにシェアしよう!